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前広島県安芸高田市長で、’24年7月の東京都知事選で2位に躍進した石丸伸二氏(42)が1月14日、一度は中止とした15日の新党発足会見を再開催すると発表した。
昨年11月に自身のYouTubeチャンネルで、今年7月に予定されている東京都議会議員選挙に向けて、新党立ち上げを宣言していた石丸氏。1月15日に記者会見の実施を予定していたが、1月13日、自身のXで突如中止を宣言した。中止の理由については、《(都庁)記者クラブ宛に出した案内がネットに流出し、日時と場所が広く知られてしまったことが原因》とあげ、《記者クラブには「取材目的の希望者は出席を制限しない」と言われたため、誰が来るかわからない状況は種々のリスクが高いと判断しました》と説明した。
しかし1月14日、石丸氏はXを更新し、会見の中止を伝える記事を引用し、《ちょうど、この記事が出た頃に記者クラブへ当初に予定していた日時に別の会場で会見を開くと伝えています。昨今は自称メディアが乱立しているため、費用対効果を考えて、実力のあるメディアに参加を制限しています》と会見の再開催を伝えた。
さらに、再開催にあたり石丸氏はXでテレビ朝日に対しても“宣戦布告”をした。
《なお、#テレビ朝日 には個別にメールを送りました。会見は1時間を予定していますが、テレ朝とのやり取りだけで終わる可能性がある点にだけ各社はご注意下さい》
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石丸氏は昨年12月配信のネット番組「リハック」内で「『グッド!モーニング』のテレ朝、絶対許さん」といい、「これから先、新党の立ち上げに際して、記者会見を開催します。その際にテレ朝は個別的に集中して攻めます」と宣言していた。怒っているのは、都知事選後に行われた1時間20分のインタビューを結論ありきの10分の映像にまとめられたためだという。
手打ちのためにフルのインタビュー映像をYouTubeに載せるなどの妥協案も提示していたが、Xの投稿を見る限り両者の対立は続いている様子。言葉通りなら、テレビ朝日が会見に参加した場合、テレビ朝日とのやり取りのみに終始する異常な会見になる可能性がある。
“石丸新党”発足会見に、一層の注目が集まっている。
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