父の産駒連続年重賞制覇記録を18に伸ばすか 日経新春杯にキングズパレス参戦

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2025年01月15日 17:00  netkeiba

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悲願の重賞初制覇を目指すキングズパレス(24年12月撮影、ユーザー提供:ワラビさん)
 もう銀メダルはいらない。重賞で2着2回の実績を誇るキングズパレス(牡6、美浦・戸田博文厩舎)が、日経新春杯(4歳上・GII・芝2200m)で初タイトル獲得を狙う。

 キングズパレスは父キングカメハメハ、母ドバウィハイツ、母の父Dubawiの血統。母は11年の米G1イエローリボンSの覇者。全姉のリバティハイツは18年のフィリーズレビューを制している。また、半兄のランドオブリバティは20年の芙蓉Sを制し、21年のきさらぎ賞で3着だった。

 ここまで22戦4勝。気性が災いして2着10回と惜敗が目立つが、能力は間違いない。昨春の美浦Sを制して待望のオープン入り。その後も新潟大賞典、七夕賞が2着、新潟記念が3着、中日新聞杯が5着と、天皇賞(秋)の12着を除くと一度も大崩れしていない。ハンデ戦のGIIなら上位争いできる力は秘めている。

 今年は例年の京都とは違って中京が舞台となるが、日経新春杯はキングカメハメハ産駒の十八番。これまでに延べ17頭が走り、11年のルーラーシップ、12年のトゥザグローリー、16年のレーヴミストラル、17年のミッキーロケットで4勝を挙げている。父の産駒の連続年重賞制覇記録を「18」に延ばすタイトル奪取を期待したい。

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