<テニス:全豪オープン>◇2回戦◇15日◇メルボルン
元世界ランキング4位で現在74位の錦織圭(35=ユニクロ)が2回戦で敗退した。第12シードで世界11位のトミー・ポール(米)に7−6、0−6、6−3、6−1で逆転負けを喫した。
悪天候のため試合開始が大幅に遅れ、午後2時開始予定が午後9時すぎに。それでも第1セットはタイブレークの末に錦織が先取した。が、第2セットで異変が起きた。1ゲームも取れずにセットを失うと、第3セット途中まで11ゲーム連取された。
気温低下と強風で、真夏とは思えない天候にも影響されたのか、リズムを取り戻せない。イライラが募り、珍しくボールをたたきつけて警告を取られるシーンもあった。
ポールとは2017年のシティ・オープン(米ワシントン)準々決勝で対戦して以来。その際には錦織が逆転勝ちしていた。27歳のポールは、初の世界ランクトップ10入りも見えてきた伸び盛り。ここ数年のケガからようやく復帰してきた錦織にとっては、悪天候は不利な条件だった。
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ただ、1回戦で4時間を超える熱戦をフルセットで制したように、復活の気配は確実に出てきた。錦織の復活ロードはまさにこれからだ。
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