『僕のヒーローアカデミア』(C) 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 1月19日は「のど自慢の日」です。
1946年の同日、NHKラジオで現在の「NHKのど自慢」にあたる「のど自慢素人音楽会」が始まったことを由来としています。視聴者参加型の音楽番組である「NHKのど自慢」は、現在も長寿番組として親しまれています。
アニメなどの作品には歌が上手いキャラクターが数多く存在します。プロのアーティストとして活躍したり、学校の合唱部で青春を謳歌したり、歌にまつわる特殊な能力を持っていたりと、描かれ方もさまざまです。
そこでアニメ!アニメ!では毎年恒例の「“歌うま”キャラといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。1月7日から1月10日までのアンケート期間中に301人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約60パーセント、無回答が約10パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約50パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■バンドやアイドルとして活躍する“歌うま”キャラが登場!
第1位
1位は『ONE PIECE FILM RED』のウタ。支持率は約10パーセントで、3年連続トップでした。
読者からは「歌うことに特化したウタウタの実の能力者です。『ONE PIECE FILM RED』でたくさんの歌を披露していたし、ストーリー面でも歌が世界の行方を左右する鍵にもなっていました」や「歌唱担当したAdoのボイスは劇中曲のタイトル『私は最強』通り、並ぶ者がいないほどの素晴らしさ!」、「映画はアンコール上映も含めると興収200億円超の大ヒット。アニメキャラクターとして初めて紅白歌合戦に出演するなど、まさに国民的キャラだと思う」と歌唱力や知名度も含めて抜群だという意見が寄せられました。
『ワンピース』は4月よりエッグヘッド編が放送予定。物語を「東の海(イーストブルー)」編から再び描く『THE ONE PIECE』の制作も発表されており、多彩なプロジェクトに要注目です。
第2位
2位は『僕のヒーローアカデミア』の耳郎響香。支持率は約7パーセントで、3年連続の2位となっています。
「両親が音楽関係の仕事をしていて、本人もロックが大好き。イヤホンジャックの個性は音で攻撃したり索敵したりできる便利な能力だし、文化祭編では1年A組のリーダー的なポジションでボーカルとして大活躍したから」や「デクくんが戻ってきたときも“文化祭みたいに最大限の力でやれることやろう”と言っていて、文化祭の出来事が良い思い出になっていることがわかります。ちなみに文化祭で披露した『Hero too』のMVは1億回再生を超えたとか……」と音にまつわるヒーロー候補生がランクイン。2025年には『FINAL SEASON』の放送が予定されており、アニメもクライマックスに向かいます。
第3位
3位は『アイドリッシュセブン』の七瀬陸。2位との差はごくわずかで、トップ3は昨年と同じキャラクターが並びました。
「アイドルグループ・IDOLiSH7の7人はそれぞれ得意分野がありますが、センターの陸くんの強みは歌唱力です。デビュー曲の一節を披露した場面では、その歌声に驚いたメンバーたちが次々と絶賛する姿が印象的でした」や「曲調に応じてカッコ良さと可愛らしさを自在に表現できる美しい歌声が最高! 歌唱中の素敵な表情も引きこまれます」と人気アイドルが今年も上位に。
「幼少期から呼吸器系の持病で入退院を繰り返しながらも、アイドルを目指して努力を重ねてきた純粋で天使のような子です」とのコメントも届いており、そのバックボーンも応援したくなる理由の一つです。
■そのほかのコメントをご紹介!
『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』高松燈には「澄んだ声から放たれる心の叫びを込めた歌声が魅力的。7話の初ライブでは緊張のため声が出せなかったり、10話のライブではメンバーと特別な一体感に包まれたり……。心を揺さぶるライブに自然と涙がこぼれました」。
『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』草薙寧々には「ワンダーランズ×ショウタイムの歌姫! 座長の司くんも寧々のことを『我らが歌姫』と何度も呼んでいます。もともと歌が上手いのに、さらなる高みを目指して努力する姿勢も尊敬できる!」。
『戦姫絶唱シンフォギア』立花響には「歌が上手という以前に、シンフォギア装者にとっては歌うことがパワーの源であり、最大の武器であるから。劇場版の制作も決まっていますし、第1期も再放送中なので」。
『キミとアイドルプリキュア♪』咲良うた/キュアアイドルには「今年のプリキュアはアイドルがモチーフ。主人公のうたちゃんをはじめ、歌やダンスが得意なキャラクターがたくさん登場するとのことで、今からワクワクしています。記念すべき20代目のプリキュアがどんな晴れ舞台を見せてくれるのでしょうか」と2月に放送がスタートする最新作にも投票がありました。
2025年版のアンケートでは、例年以上に女性キャラクターが注目を集める結果となりました。とくにバンドやアイドルとして活躍するキャラクターが多数ランクインしています。
■ランキングトップ10
[“歌うま”キャラといえば? 2025年版]
1位 ウタ 『ONE PIECE FILM RED』
2位 耳郎響香 『僕のヒーローアカデミア』
3位 七瀬陸 『アイドリッシュセブン』
4位 有馬かな 『【推しの子】』
5位 草薙寧々 『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』
6位 喜多郁代 『ぼっち・ざ・ろっく!』
7位 如月千早 『アイドルマスター』
8位 リリアン・ワインバーグ 『Dr.STONE』
9位 星乃一歌 『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』
10位 一ノ瀬トキヤ 『うたの☆プリンスさまっ♪』
10位 湊友希那 『BanG Dream!』
(回答期間:2025年1月7日〜1月10日)
■ランキングトップ20
[“歌うま”キャラといえば? 2025年版]
1位 ウタ 『ONE PIECE FILM RED』
2位 耳郎響香 『僕のヒーローアカデミア』
3位 七瀬陸 『アイドリッシュセブン』
4位 有馬かな 『【推しの子】』
5位 草薙寧々 『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』
6位 喜多郁代 『ぼっち・ざ・ろっく!』
7位 如月千早 『アイドルマスター』
8位 リリアン・ワインバーグ 『Dr.STONE』
9位 星乃一歌 『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』
10位 一ノ瀬トキヤ 『うたの☆プリンスさまっ♪』
10位 湊友希那 『BanG Dream!』
12位 星野アイ 『【推しの子】』
13位 澁谷かのん 『ラブライブ!スーパースター!!』
13位 瀬川おんぷ 『おジャ魔女どれみ』
13位 西木野真姫 『ラブライブ!』
16位 西園寺羽京 『Dr.STONE』
16位 漣ジュン 『あんさんぶるスターズ!』
16位 聖舞理王 『シャインポスト』
16位 ミスティア・ローレライ 『東方Project』
16位 ミルヒオーレ・F・ビスコッティ 『DOG DAYS』
16位 ユナ 『ソードアート・オンライン オーディナル・スケール』
16位 ラクス・クライン 『機動戦士ガンダムSEED』
16位 ロビン 『崩壊:スターレイル』
(回答期間:2025年1月7日〜1月10日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。