ヘビの口の中、じっくり見てみると…… イメージと全然違う“まさかの構造”に「初めて知った」とネット驚き

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2025年01月20日 07:03  ねとらぼ

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ねとらぼ

2025年の干支(えと)であるヘビ(画像はいらすとやから)

 蛇が口を大きく開けた瞬間の写真が、X(Twitter)に投稿されました。研究者やペットとして飼育している人以外はあまり見る機会が少ない口内の写真は、記事執筆時点で表示数が600万回を超えており、9万件以上の“いいね”を集めています。


【画像】実際の口内


※ヘビが苦手な人は閲覧注意です。


 投稿したのは、ヘビが大好きな「もちこ」さん。ヘビと一緒に暮らす中で口内の構造を理解し、同時にヘビをモチーフとした造形物やイラストの中には、“実際の口の構造とは異なる作品もある”と気付いたそうです。


 そこでヘビの絵を描く人や造形物を作る人に参考資料として使ってもらうべく、飼っているヘビが口を開けた瞬間の写真を公開。「口を開けたヘビ」は鋭い牙があちこちに生えていて、長い舌を出しているイメージを持たれがちですが、「蛇の舌は口の奥からは生えてませんのよ! 口を開けてる時は舌は基本見えませんのよー!!」と解説しています。


 もちこさんは、舌や歯などの構造についても解説。矢印を追加した口内の写真を投稿し、「矢印の部分に穴が空いてて普段はここにしまわれてます」と舌の収納場所を伝えました。また、ヘビは「口を閉じたまま」の状態で匂いを嗅ぐとのこと。口先の穴から舌を“ぺよぺよ”と出し入れして口内の感覚器官へ匂い物質を送り込むそうです。


 ヘビの歯や毒牙は寝かせた状態で歯茎に包まれており、獲物や敵にかみ付く際に歯を立てます。その「立てている状態」でも露出するのは先端部分だけで歯の大部分は歯茎に包まれており、写真のように外からは見えにくいそうです。


 なお、ヘビは自分の胴体と同じような太さのエサを飲み込む際に窒息しないよう、気管と食道は分かれています。投稿された写真の2枚目には下あごに気管の穴がしっかり写っていますが、1枚目の方は出入口をぴったり閉じているため見えにくいと解説しています。


 へびの口内構造がよく分かる写真には、「初めて知った(そしてかわいい)」「蛇書くの練習中だったので助かりました」「蛇の口の中って見たことなかったので感動です!」「アオダイショウとシマヘビ飼育してて、餌やりする時やあくびの時に口開いてくれた時に気づいて驚いたのを思い出しました!」などの感想や驚きの声が寄せられています。


※画像提供:もちこ@ヘビの正面顔愛し隊隊長(@hebi_mochi)さん



このニュースに関するつぶやき

  • なかなか口の中はヘビー複雑な構造になってるのを初めて知る。う〜んそうだったのか?牙迄折り畳み収納とはねっ!
    • イイネ!6
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