2人の孫は可愛くてかけがえのない存在。ただ遠く離れて暮らしているため、何かあってもすぐに手伝いに行ってあげることはできません。だからこそ私はこうして荷物に野菜をたくさん詰め、息子家族を微力ながら支えているのです。
孫たちがもっと小さい頃は、荷物を送るたびにナナさんからお礼の連絡がきたものです。けれど最近は息子からなんだか軽くお礼を言われるだけ。何のお礼も言ってこないナナさんに、私は少しばかりモヤモヤしていたのでした。
息子家族に野菜を送ること自体は何の負担もありません。むしろ自分の生き甲斐くらいに感じています。けれど最初はあんなに嬉しそうにお礼の連絡をくれていたナナさんが、今では全くの無反応なのが気になるのです。
もしかして迷惑なのかな? と思って息子に聞いてみても「喜んでいる」と言っています。だったらお礼のひとつもできないものでしょうか。ただ一言「ありがとうございます」があれば、私はまた頑張ろうと思えるのです。そんなふうに考えてしまう私は心が狭いのでしょうか。
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原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子