2025年のMLB野球殿堂入りを果たしたイチロー氏（51、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター）が日本時間24日、アメリカ野球殿堂博物館（ニューヨーク州クーパーズタウン）で会見を行った。
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1939年に開館された歴史ある建物で会見となったイチロー。緊張した表情を見せ、紺のスーツで登壇。CC・サバシア氏（44）とビリー・ワグナー氏（53、アストロズなど）と共に「Hall of fame（殿堂）」が入った記念のユニフォームと帽子を着用、サバシアとは目を合わせて笑顔を見せた。
イチローは22日の殿堂入り発表で、MLB史上2人目となる“満票”での殿堂入りが期待されたが、満票に“わずか1票”及ばず、得票率は99.7％（有効投票394人中、393人が投票）だった。この日の会見の冒頭では「こんにちは。現役選手として、7回、クーパーズタウンにに尋ねてるんですけれども8回目の今回、ホールオブフェイマーとして、ここに戻ってこられたことも大変光栄に思ってます。投票していただいた記者の方々ありがとうございました」と挨拶。
その後、「どうやら1人、投票してくれなかった方がいるようですが...」と切り出し「ぜひ自宅に招待して一緒にお酒を飲みたいので、名乗り出てシアトルまでお越しください」とイチローらしいユーモアを交えて、報道陣を沸かせた。
また、殿堂入りを果たした今、昔の自分に伝えたいことを聞かれると「怖がらないで自分が信じた道に飛び込んでほしいということです」と力を込めて返答。
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「人間関係もいろいろあります。良かれと思って結果によって惑わされることはあります。でも信じている自分がいれば、自分を作っていれば、自分が信じた道に飛び込んでいけると思うんですよね。それを僕はしてきたつもりですけど、迷いなくそれをしてほしい。それが言いたいですね」とこれまでの道のりに思いを馳せながら、過去の自分へメッセージを送った。
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