中国・広東省で日本人学校の男子児童が登校中に襲われ死亡した事件で、被告の男に死刑が言い渡されました。
この事件は去年9月、深セン市で日本人学校の男子児童(10)が鐘長春被告に切りつけられ死亡したもので、外務省によりますと、裁判所は24日、鐘被告に対し死刑を言い渡しました。
在中国日本大使館 金杉憲治 大使
「判決では被告人はインターネットで注目を集めるために刃物を購入し、その刃物で、なんら罪のない児童を殺害した」
判決では「極めて悪辣かつ重大な犯行であって極刑が相当」と指摘されたということです。
日中関係筋は、被害児童が日本人であることや、日本人学校に在籍していたことについて、一切、触れられなかったとしていて、日本人を狙ったかどうかは明らかにされませんでした。
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