限定公開( 23 )
ハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」は1月24日、新商品「春菊かき揚げバーガー」を発売しました。
「ハンバーガー」と「春菊」のユニークな組み合わせに加え、分厚い春菊のかき揚げをバンズに挟んだ見た目のインパクトも抜群。「本当に合うの?」という疑問も抱きつつ、実際に食べてみました。
「春菊かき揚げバーガー」を求め、今回、生まれて初めてドムドムハンバーガーへ足を運びました。
|
|
訪れたのは浅草花やしき店。「花やしき店」とはありますが、「花やしき」の園内に入らずとも商品の購入は可能です。
店頭には大きく「春菊かき揚げバーガー」の立て看板が出ていました。ハンバーガーではあまり類を見ない、緑が濃い目のビジュアルです。
早速購入していきますが、「花やしき店」では単品での提供のみ。また園外で購入する場合はテーブル席がないため、その場で食べる場合は、近くのベンチを利用することになります。ちなみに価格は単品で税込790円です。
外袋をめくって中身を見ると、思っていた以上に緑が濃い目。店頭の看板やウェブに掲載されていたイメージ写真よりも、春菊の主張が激しいです。
ビーフパティも挟まれているはずですが、2枚の春菊によってほぼ完全に埋まってしまっています。
|
|
中を割るとしっかりかき揚げ、パティ、かき揚げの3段構成。上のかき揚げとパティの間には茶色っぽい甘辛ソースが、下のかき揚げとパティの間には白っぽいマヨネーズが入っています。
外袋を開封した限りでは、見た目のインパクトに反し、春菊の香りは薄め。顔を近づけると分かるかなという程度です。
早速ひと口かぶりつくと……おぉっ!かき揚げが思いのほかザクザクしています。このザクザク具合は、咀嚼していて楽しくなるほど。
さらにひと口かじった瞬間に広がる春菊の香り。春菊と言えば、やはり独特の苦みが特徴。筆者もそこまで得意ではないですが、この「春菊かき揚げバーガー」はあまり苦みを感じません。
というのも使われている照り焼きっぽい甘辛ソースとマヨネーズの甘みが、春菊のほろ苦さをマイルドにし、旨味へ昇華してくれているのです。ソースの甘みに紛れこむ苦みが、とてもいいアクセントになっています。うまい、めちゃくちゃうまいぞ。
|
|
そしてやはりなんといっても食感!ザクザク感がたまりません。バンズ、パティと柔らかな食材の中に現れる、かき揚げの小気味良い歯ごたえ。口の中で響く咀嚼音にうっとりさせられます。味はもちろんのこと、この歯ごたえを感じたくて、もうひと口、もうひと口、とかぶりついてしまいます。
最初は「ハンバーガーと春菊、合うのか……?」と正直半信半疑だった筆者ですが、個人的にこれは大当たり。
ビジュアルや素材のインパクトは強烈ですが、気になっている人は一度試してみる価値のあるハンバーガーだと強く思いました。
この記事を書きながら、また食べたくなってきています。
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025012702.html
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 おたくま経済新聞 All rights reserved. | C.S.T.ENTERTAINMENT Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。