フジ・メディア・ホールディングス(HD)及びフジテレビ嘉納修治代表取締役会長(74)とフジテレビの港浩一社長(72)が辞任した。27日、決まった。
新社長にはフジ・メディア・ホールディングスの専務取締役の清水賢治氏(64)が就任する。この日、開催された臨時取締役会で決定した。引退した中居正広氏(52)の女性トラブルに対する対処、17日の会見内容、その後にスポンサーのCMが75社以上から放送されなくなるなどの責任を取ったもの。
同会見は株式会社フジ・メディア・ホールディングス、株式会社フジテレビジョン代表取締役会長の嘉納修治氏、遠藤龍之介同局取締役副会長、同局の港浩一社長、同HD代表取締役社長の金光修の4人が出席。フジテレビ取締役相談役の日枝久氏は欠席し、1月28日付で専務取締役から社長に昇格する清水氏が参加した。
X(旧ツイッター)では「トカゲの尻尾切り」がトレンド入りした。「日枝久氏温存でこの2人が辞任。まさしく絵に書いたようなトカゲの尻尾切り。フジテレビ港浩一社長辞任は全くの茶番です」「フジテレビの会見見てます トカゲの尻尾切りで草 信頼回復は厳しいだろうな」「想像通りだった。トカゲの尻尾切りかぁ。今のフジの体制を作ったのは日枝久相談役なのだから彼が辞任しなければ意味なし芳一。何らかの処分は必要。これではスポンサーは納得しないだろう」「トカゲの尻尾切りで納得するとでも?あ、テレビ見ないからAC流れてるのも一度も見てないし私関係ないんだった。ただフジのスポンサー企業は気にしてる。消費者としてはどんな企業かは商品選びに重要だからね」などのコメントが寄せられた。
この日の“やり直し会見”は、動画撮影禁止や取材媒体の制限などで世間の反感やスポンサー離れも招いた前回17日の会見から一転、参加メディアを限定せずに各媒体4人程度受け入れ、テレビカメラの参加も許可。10分間のディレイをつけてTVer(ティーバー)やFNNプライムオンラインでも配信するなど、前回よりも開けた会見となる。
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