【フィギュア】高木謡がSP6位から逆転V「優勝できるなんてびっくり」来季は3A挑戦へ

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2025年01月28日 23:20  日刊スポーツ

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少年女子フリーで演技する高木(撮影・前田充)

<フィギュアスケート:国民スポーツ大会冬季大会(旧冬季国体)>◇第2日◇28日◇岡山・ヘルスピア倉敷◇少年女子フリー



SP6位発進の高木謡(17=東京)が、逆転で個人優勝を飾った。


フリートップの117・64点で合計172・47点。3回転ループ−2本のダブルアクセル(2回転半)のコンビネーションなど7本のジャンプを全てそろえ、会心のガッツポーズも飛び出した。演技中に拳を握るのは初めて。「優勝できると思っていなくてびっくり。頭の中で想像していた良い演技ができたので、すごくうれしい」と喜びを爆発させた。


笑顔で今シーズンを締めくくった。今季はジュニアグランプリ(GP)シリーズ第3戦タイ大会で銀メダルを獲得した一方で、全日本ジュニア選手権は14位に終わり、3年連続の全日本選手権出場を逃すなど酸いも甘いも味わった。「うれしさあり、楽しさありのシーズンだった。来季はもっともっとトレーニングを積んで、自分の思い描く演技をして世界ジュニアに出られるように」と思い描いた。


現在練習に取り組んでいる大技トリプルアクセル(3回転半)の完成度はまだまだだが、「練習を重ねて曲の中に入れていけるようにしたい」と力強い。世界女王の坂本花織を目標にしており、「毎日演技を見ているくらい尊敬している」。憧れの背中を追いかけ、高校最終学年を迎える来季は大人の演技を磨いていく。


2位は岡万佑子(京都)、3位は櫛田育良(愛知)で団体は京都が優勝した。

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