オミカレは2025年1月28日、全国の婚活者を対象に、「2024年恋活・婚活の振り返りと、2025年の抱負」「異性の見た目・自分の見た目」についてのアンケート調査の結果を発表した。同調査は2024年12月26日~2025年1月5日、オミカレ会員1,223人を対象にインターネットで実施した。
男女共に、2025年は「恋人を作る」を恋活・婚活に通ずる抱負に掲げる人が多い傾向。特に男性は、71%近くが回答している。
また、女性は半数近くが「外見の自分磨き」を抱負としてあげており、約43%は「内面の自分磨き」と回答していた。男性と比べると女性の方が、恋人を作るために自分磨きを頑張る傾向が強いようだ。
男女共に、最も重視するポイントは「人柄」という結果に。次いで、男性は「顔・身長・体型」、女性は「経済力」の回答が多くなっている。
男女共に重視する人が多い「人柄」だが、実際に会って、じっくり話してみないとなかなか伝わらないもの。
「会いたい」「話したい」に繋げるには”第一印象"が重要になっているが、恋活中・婚活中の人は、第一印象を大きく左右する"見た目"についてどのように考えているのだろうか。
男性のなんと約63%・女性の約48%が、「イケメン・美人と交際したい・結婚したいと思う」と回答。男女共に交際相手・結婚相手に対して「人柄最重視」の傾向があるが、「出来ればイケメン・美人と交際・結婚したい」と思っている人は案外多いようだ。
女性と比べて男性の人が、異性に対して容姿を重視する人が多く、「イケメン・美人と交際したい・結婚したいと思う」の回答は女性よりも男性の方が約13%多い結果となった。
ほとんどの項目で、男女共に「判断基準になる」の回答が70%を超える結果に。
判断基準とする男性が最も多かったのは「体型」で、次に「顔のつくり」「体臭・口臭」が続いている。「身長」を判断基準にする男性は、他の項目と比較するとやや低めの傾向があった。
95%以上の女性が「体臭・口臭」を判断基準としてあげており、「体型」「姿勢」「顔のつくり」にも多くの回答が集まっていた。また、「歯並び・歯の色」「髪型」「服装・持ち物」を判断基準とする女性は、それぞれ男性よりも20%ほど多い結果となっている。
このことから、男性は女性よりも異性の見た目への重視度が高い人が多いが、男性よりも女性の方が異性の見た目を細かく判断している人が多いことがわかった。
男女共に半数ほどが「苦手と感じる見た目だと、交際・結婚を考えられない」と回答。苦手と感じる見た目でなければ、外見でシャットアウトしてしまう人は少ないと考えられる。
しかし女性に比べ、男性の方が「理想からかなり離れている外見だと、交際・結婚を考えられない」と回答した人が約10%多い結果になっており、やはり男性は見た目を重視する傾向がやや高いようだ。
男女ともに回答が最も多かったのは「清潔感がない」「不潔そう」といった要素。たとえ清潔でも、髪がぼさぼさだったり、服がほつれていたり、肌荒れやくすみが目立ったりして小汚く見えてしまうと、男女問わず「清潔感がない」という印象に。
実際に清潔かどうかももちろんだが、清潔"そう"な見た目を心掛けることで、見た目で「無理!」と思われてしまうことは、減りそうだ。
また「太っている」も男女ともに「苦手」と感じる人が多い要素となっており、男性は「化粧が濃い」「派手すぎる」女性に対して、女性は「歯が汚い」「口臭が気になる」男性に対して「苦手」と感じる人が多いようだ。
やはり「人柄重視」ということで、「性格が良い」「フィーリングが合う」場合は、見た目が理想的じゃない場合でも交際・結婚を考える対象に。
また、女性からは「経済力があれば」「年収が高ければ」などの声も。
男性は「見た目を改善する努力をしてくれるなら」「見た目が理想的でないなら他にどんな良いところがあっても無理」といった回答が女性よりもやや多く、この質問でも女性に比べ男性の方が見た目への重視度が高い傾向にあるようだ。
男性の約74%、女性の約84%は「とても気を使っている」もしくは「やや気を使っている」と回答。
また、「どちらとも言えない」「あまり気を使っていない」「まったく気を使っていない」と回答した男性は26%程度で、女性よりも10%近く多い結果になった。
男性は女性に比べ交際相手・結婚相手の見た目を重視する人が多い傾向にあるが、自分自身の見た目については気にしない人が女性に比べて多いようだ。
「とても自信がある」「やや自信がある」と回答したのは、男性の約24%・女性の約31%。女性の方が自分の外見に気を使っている人が多く、その分、外見に自信がある人も多いようだ。
また、「まったく自信がない」「あまり自信がない」と男性の約35%・女性の約30%が回答。女性は自分の外見に自信がある人とない人がほぼ同数だが、男性は自分の見た目に自信がない人の方が10%多い結果となった。
「生まれ変わったらこの人の外見になりたい」と思う芸能人・有名人は、男性1位・木村拓哉さん、2位・福山雅治さん、3位・大谷翔平さんとなった。
木村拓哉さんは若いときから変わらず、ドラマ・映画・バラエティ番組とひっぱりだこ。演じる役柄も、本人もとにかく"イケメン"で年代・性別を問わず「かっこいい」の声があがり続けている。
女性が「生まれ変わったらこの人の外見になりたい」と思う芸能人・有名人1位は北川景子さん、2位・綾瀬はるかさん、3位・石原さとみさんとなっている。
優雅で凛としたまなざし、スッと通った鼻筋…美しいと感じるポイントをあげたらキリのない北川景子さん。子育てをされながらも変わらない美しさに、憧れてやまない女性が多いようだ。
男女共に半数ほどが、交際相手・結婚相手に対しての最重視ポイントとしてあげる「人柄」。
人柄を知ってもらうには会話・コミュニケーションが重要で、そのためには「会ってみたい」「話してみたい」に繋げる"第一印象"も大切になってくる。そんな第一印象に大きく関わる"見た目"の要素。
今回のアンケート調査では、見た目への意識について以下のようなことがわかった。
・女性に比べ、男性の方が異性の容姿を重視する人の割合が多い
・男性に比べ、女性の方が異性の見た目を細かく見ている傾向がある
・男女共に「清潔感がない・不潔そうな見た目」や「太っている」「ボサボサの髪」の人を苦手と感じる傾向が強い
・異性の見た目に対して「無理」と感じた場合でも、「人柄」「経済力」によっては交際や結婚を考えられる可能性がある
・男性に比べ、女性の方が自分の見た目に気を使っている人が多く、自信のある人が多い
「人柄重視」とは言いつつも、男女問わず見た目から得る第一印象も重要である。
自分の外見を気にしてみることで異性からの印象アップに繋がることもあるので、2025年は体型・髪型など少しの努力で変わるところから、自分磨きをしてみるのも良いかも知れない。(花音)