2032年12月22日に“1.2%の確率”で地球に衝突する小惑星 ESAなどが発表 大きさは40〜100mほど

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2025年01月30日 22:11  ITmedia NEWS

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2032年12月22日に“1.2%の確率”で衝突する小惑星 ESAなどが発表

 2032年12月22日、小惑星が地球に衝突する可能性がある──欧州宇宙機関(ESA)は1月29日(現地時間)、こんな発表をした。ESAは29日現在、最近見つかったという小惑星「2024 YR4」が2032年12月22日に地球に衝突する可能性が1.2%あると推定。この結果は米航空宇宙局(NASA)などの計算とも合致しているという。


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 2024 YR4が見つかったのは24年12月27日で、チリにある小惑星地球衝突最終警報システム(ATLAS)が発見した。小惑星の大きさは40〜100mほどと推定しており、衝突すれば周辺地域に甚大な被害を与える可能性がある。なお、ATLASはこの小惑星が地球に衝突する可能性は、非常に低いと評価している。


 一方、ESAがとりまとめる、地球に衝突する可能性が0%ではない小惑星の監視リストでは、2024 YR4が最も優先順位が高い小惑星となった。1月初旬以降、天文学者たちはこの小惑星の動向を優先的に監視し、その大きさや軌道などの分析を進めているという。なお、2024 YR4は今後数カ月以内に観測範囲から離れる可能性もある。その場合、次に観測ができる2028年まで監視リストに残り続ける可能性もある。


 29日時点で2024 YR4は、地球に天体が衝突する確率を10段階で評価する尺度「トリノスケール」でレベル3と評価。これは衝突まで10年を切り、天文学者たちが注目する値という。



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