実際に、筆者が銀行員として働いていたときに、窓口でみたお金が貯まる人の財布はどのようなものなのかをご紹介します。
キレイな財布を持っている人はお金持ち率が高い
窓口で対応しているとき、財布からお金を出して手続きをする人が多いのですが、使っている財布はキレイなものが多かったように記憶しています。キレイといっても、デコラティブなものやデザインが素晴らしいというのではなく、状態の良いものを使っている人がほとんどでした。
そもそも財布は、お金にとっての家です。どこかにほころびがあれば直さなければなりません。財布の場合は、直すというよりも買い換えるというイメージでしょうか。
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整理整頓されている
お金持ちの人は、財布の中も(覗いたわけではありません。念のため)、キレイに整理整頓されていました。金種ごとにまとめてあり、小銭、カード類もまとめて整理されていました。複数の入金手続きをするようなときには、あらかじめ自宅などで封筒に振り分けておき、窓口では封筒を出して入金する人が多かったように思います。
そうすることで窓口での時間を短縮できますし、スマートに振る舞うことができます。
金運アップでおなじみの長財布愛用者が多い
お金持ちの人の場合、財布そのものだけでなく、持っているお札の状態も良い人が多いようです。使っている財布は、金運アップ効果も期待できると噂の長財布が人気でした。
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お金持ちの人が二つ折りや三つ折りの財布から折れ曲がったお札を取り出したときに、申し訳なさそうにしていたのが印象的でした。さらに使うお金の新札率がとても高いです
財布の扱い方が上手だからお金持ちになるのか、お金持ちの人が財布の扱いがうまいのかは分かりません。ただ、お金持ちは自分の持ちものを大切に扱っていますし、周りの人を不快にさせないような気配りをしているように思います。その精神が財布にも表れているのではないでしょうか?
文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
(文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー))