ロシアの首都モスクワの高層マンションで爆発があり、ウクライナ東部で活動していた親ロシア派武装勢力の幹部らが死亡しました。
ロシアメディアによりますと、モスクワにある高層マンションの出入口で3日、爆発があり、2人が死亡、3人が負傷しました。
死亡したうちの1人は、ウクライナ東部ドネツク州で活動していた親ロシア派武装勢力の幹部アルメン・サルキシャン氏で、もう1人はボディーガードとみられています。
ロシア連邦捜査委員会は、サルキシャン氏を狙った暗殺事件とみて捜査しています。
サルキシャン氏は親ロシア派支配地域のボクシング連盟トップを務め、ロシアによるウクライナ侵攻に志願兵の部隊を創設して参加し、ウクライナ当局から指名手配されていたということです。
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モスクワでは去年12月にもロシア軍の中将らが住宅の出入口付近で起きた爆発で死亡し、ウクライナの情報機関による犯行と報じられていました。