ヤクルト・橋本星哉は三塁で勝負「ムネさんに食ってかかるくらいの気持ちで」
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2025年02月05日 08:54 ベースボールキング
◆ 昨春キャンプは育成で一軍抜擢→支配下勝ち取る
ヤクルトの橋本星哉捕手(24)が“定位置獲り”を見据え研鑽を積んでいる。
今春も一軍の沖縄・浦添キャンプでスタートし、捕手登録ながら三塁の守備練習に注力。「寺内(内野守備走塁)コーチと話し合いながら練習量を積めています」と、第2クール初日となった4日も早朝から三塁の守備練習に励み汗を流した。
昨年の春季キャンプは育成選手ながら一軍メンバーに抜擢。自慢の打力をアピールし、5月に背番号が『023』から『93』に“昇格”した。2年連続の一軍キャンプスタート。「去年は育成選手だったので控え目でしたが、今年はいろんな人と話をしたり、アドバイスを求めたりガツガツしています」と貪欲な姿勢を見せている。
正三塁手の村上宗隆が今季終了後のメジャー移籍を見据えており、後釜探しは急務。橋本も“ポスト・村上”候補のひとりだが、「今年のうちにムネさんがファーストに回って、僕がサードを守るくらいのつもりでいます。ムネさんに食ってかかるくらいの気持ちじゃないと勝負にならないと思うので」と志は高い。
育成ドラフト1位でプロ入りし、2年目だった昨季は外野にも挑戦しながら支配下昇格。7月のフレッシュオールスタゲームではMVPを獲得し、10月には待望の一軍デビューも果たした。「長打の数を増やし、一軍で10本塁打以上」が3年目の目標。そのために、発展途上の三塁守備と非凡なパンチ力に磨きをかける。
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