米テスラ、欧州で販売急減=マスク氏の印象悪化一因
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2025年02月06日 09:02 時事通信社
【ベルリン時事】ドイツ連邦自動車局が5日発表した1月の新車登録台数によると、米電気自動車(EV)大手テスラは1277台と、前年同月比59.5%減少した。他の欧州諸国でも顕著に販売が減っており、最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏が欧州の右派勢力と接近し、イメージを悪化させたことが一因とみられている。
独経済紙ハンデルスブラットによると、テスラ車の1月の登録台数はフランスで前年同月比63%減、オランダで42%減、スペインで76%減だった。新モデルを待つ買い控えや他社との競争激化も背景にある。
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