ロッテ・秋山正雲「なるべく早く支配下に戻りたい」ブレずに強いストレートにこだわる

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2025年02月07日 08:16  ベースボールキング

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ブルペンで投球練習するロッテ・秋山正雲[撮影=岩下雄太]
◆ ストレート

 「キャンプからどんどんアピールして、なるべく早く支配下に戻りたいです」。

 今季育成選手となったロッテ・秋山正雲は、もう1度支配下選手に戻るため、石垣島春季キャンプでアピールしている。

 秋山は二松学舎大附高から21年ドラフト4位でロッテに入団し、1年目はファームで15試合・34回2/3を投げ、防御率2.34の成績を残したが、2年目の22年が22試合・44回1/3を投げ防御率5.68、昨季は30試合・42回2/3を投げ防御率6.12だった。

 秋山は2年目の途中からストレートの強さを求めて取り組み、今オフもブレずに「今回もストレートにこだわっていました」とストレートを磨いてきた。昨年4月30日時点では「開幕してから感覚よく投げられています」と力強いストレートを投げ込めていた。しかし、磨いてきたストレートの状態が落ちた時期があり、現在は「(良い時に比べて)戻りつつあるという感じですね。状態は上がってきています」とのこと。

 ストレートが落ちてしまった原因について「いろいろフォームがバラバラになっていたので、その影響があったのだと思います」と自己分析する。

 では、常時安定して力強いストレートを投げるために必要なことは何だろうかーー。

 「ずっと同じフォームで投げることだと思います」。

◆ 変化球

 変化球に関しても昨季4月30日時点で、チェンジアップは「自分の理想の中には近づいてきている。真っ直ぐが今の状態であればチェンジアップも効いてくるのかなと思います」と話していたが、現在は「変わらず良い感覚で投げられている」と好感触。

 他の球種についても「スライダーも自分が思い描いている曲がり方になってきているので、もう少しという感じですかね」と話した。

 現在は一軍首脳陣が見守る石垣島春季キャンプに参加している。「やるしかない立場なので、やってやるぞという気持ちでやっています」と話し、「自分の持ち味である真っ直ぐだったり、ピンチの場面に強いところをアピールしたいです」と誓った。

 左投手は支配下選手の最年少が鈴木昭汰、高野脩汰の今年27歳になる“98年世代”。結果を残せば、支配下復帰も見えてくる。左のライバルには育成選手では本前郁也、吉川悠斗がいる。左のライバルについて「左だけではないと思うので、そこは全員に負けないようにと思っています」とキッパリ。

 「支配下に戻って1シーズン投げられるように頑張っていきたい」。支配下選手に復帰するために力強いストレートを取り戻し、結果を残していく。

取材・文=岩下雄太

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  • 岩下が推してよな。来年は居ないだろう。
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