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強烈な寒気の影響で日本海側の地域を中心に大雪となっています。福島県会津若松市では、今日7日午前11時に積雪121センチを観測し、統計開始以来1位の値を更新しました。市街地でも一晩のうちに積雪が急増し、除雪作業に追われています。
●会津若松市で統計開始以来1位の積雪に
日本付近に流れ込んでいる強烈な寒気の影響で、昨夜6日から今日7日にかけて、東北の日本海側などで積雪が急増しました。福島県会津地方でも発達した雪雲がかかり、会津若松市では今日午前3時の12時間降雪量は29センチに達し、大雪となりました。積雪は、きのう午後6時の時点で87センチでしたが、30センチ以上急増し、今日午前11時の時点で121センチと、1953年の統計開始以来、1位の値を更新しました。
会津若松市内でも路面に多くの雪が積もり、屋根の上の雪も多くなっていて、除雪作業が行われていました。
大雪による交通への影響のほか、屋根からの落雪、なだれや電線への着雪などにも警戒・注意が必要です。
●9日(日)にかけて日本海側中心に大雪に警戒
北日本から西日本では明後日9日(日)にかけて大雪に警戒が必要です。
明日8日(土)午前6時までに予想される雪の量は、東北と北陸で80センチ、東海で70センチ、近畿と中国地方で60センチ、関東甲信で50センチ、九州北部で40センチ、四国で30センチとなっています。福島県会津地方でもさらに積雪が多くなるでしょう。
さらにその先も日本海側の地域を中心に雪の量が増え、普段雪の降らない東日本・西日本の太平洋側でも雪となって、積雪となる所もある見通しです。
また、大雪に加え、暴風雪や高波にも警戒してください。
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