セルティック一部サポーターが掲載した横断幕 [写真]=Getty Images 一部サポーターがイスラエルに関する政治的メッセージが書かれた横断幕を掲載したことで、セルティックに欧州サッカー連盟(UEFA)から罰金が科されるかもしれない。13日(現地時間)、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
12日(現地時間)に『セルティック・パーク』で行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ(PO)第1戦のバイエルン戦で、セルティックの一部サポーターはハーフタイム中にイスラエルに関する横断幕を掲載。同横断幕は、後半の大部分においてそのままスタンドで掲載されたままだった。なお、横断幕には「イスラエルにレッドカードを提示しろ」と書かれており、イスラム組織『ハマス』をめぐる一連の紛争に言及したものと思われる。
『BBC』は「欧州サッカー連盟(UEFA)の管理・倫理・懲戒委員会は該当試合の報告書を評価し、今後の対応を決定する予定だ」と報道。横断幕に政治的、挑発的、あるいは不快なメッセージが含まれていたかどうかを判断し、場合によってはホーム開催のセルティック側に罰金を科す可能性があるとした。
なお、セルティックは今年1月のCLリーグフェーズ第8節のアストン・ヴィラ戦でも一部サポーターがピッチに発煙弾を投げ込み、UEFAから懲戒通知と8,400ポンド(およそ160万円)の罰金処分を言い渡されていた。『BBC』は「それにもかかわらず、セルティックは来週火曜(同18日)にミュンヘンで行われるCLノックアウトフェーズ・PO第2戦におけるサポーターの入場禁止処分を免れた」と報じている。