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Appleが2月20日に新しい廉価モデル「iPhone 16e」を発表したが、ワイヤレス充電器や対応アクセサリーをマグネットで本体背面に固定できる機構「MagSafe」には非対応であることが明らかになった。
iPhone 16eの仕様ページには詳細なスペックが記載されているが、「電源とバッテリー」の項目には「ワイヤレス充電(Qi充電器に対応)」とだけ記載されている。
iPhone 16など、上位モデルの仕様ページには「最大25WのMagSafeワイヤレス充電(30W以上のアダプターを使用)/最大15WのQi2ワイヤレス充電/最大7.5WのQiワイヤレス充電」と記載されており、iPhone 16eはMagSafeやQi2ワイヤレス充電に対応していないことが読み取れる。
対応しているのは、最大7.5WのQiワイヤレス充電のみとなる。
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AppleはiPhone 12シリーズ(2020年発売)からMagSafeを採用し、これまでMagSafe充電器をはじめとする純正アクセサリーを発売している。サードパーティーからもMagSafeの対応アクセサリーが多数発売されるなど、順調に対応製品を増やしてきた。本体背面にMagSafeで貼り付けるモバイルバッテリーや車載スタンドなど、MagSafe搭載を前提としたアクセサリーも増えており、量販店などでもMagSafe対応アクセサリーが充実している。
iPhone 16eの純正シリコンケースにもMagSafeを追加するような機構は備わっていないようだ。
XでもMagSafe非対応を残念がる声が多く、20日午前3時25分時点で「MagSafe」がトレンド入りしている。
上位モデルとの差別化かもしれないが、サードパーティー製品も含め充実してきたMagSafe対応アクセサリーが利用できないのは非常に残念だ。MagSafe対応アクセサリーを利用中で、iPhone 16eの購入を検討している場合は注意が必要だ。
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