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■MLB カブスキャンプ(日本時間20日、米・アリゾナ州・メサ)
【写真を見る】侍ジャパン井端弘和監督、来年のWBCへ今永昇太「当然先発の一角」鈴木誠也「貴重な右の長距離砲」
侍ジャパンの井端弘和監督(49)が日本時間20日、アメリカ・アリゾナ州メサのカブスキャンプを訪れ、今永昇太(31)と鈴木誠也(30)を視察した。
午前9時半に球場に到着した井端監督は、練習前の今永、鈴木と対面。2026年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けて「(WBCが)1年後にあるので、そこを視野に入れながらというのと、ケガには十分気をつけてほしい」と2人に伝えたという。
その後、今永のブルペンでの投球を見守った井端監督。「昨年は素晴らしい成績で、こっちでもトップクラスの成績だったので、当然先発の一角に入ってもらわないと困る」と、メジャー1年目でチームトップの15勝をあげた左腕に期待を寄せた。
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さらに鈴木の外野守備練習とフリーバッティングをスタンドから見守り、「鈴木選手は貴重な右の長距離砲なので、そこが加わればさらに厚みが増す打線になるんじゃないか」と話した井端監督。侍ジャパンの打線は、大谷翔平(30、ドジャース)、吉田正尚(31、レッドソックス)、近藤健介(31、ソフトバンク)ら左打者が打線の中心となる見込み。前回のWBCでは左わき腹のケガで出場辞退し悔しい思いをしたが、2年連続20本塁打をクリアした右打者である鈴木にも大きく期待していることを明かした。