<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇20日◇ソウル◇ペアショートプログラム(SP)
【ソウル(韓国)20日=藤塚大輔】ペアで2年ぶりの優勝がかかる愛称「りくりゅう」こと三浦璃来(23)木原龍一(32)組(木下グループ)が、ショートプログラム(SP)を74・73点で首位発進した。
2人並んで跳ぶ3回転トーループをそろって着氷。木原が三浦を持ち上げるリフト、木原が三浦を投げるスロー3回転ルッツなどを重ねていった。演技を終えると、2人の顔には納得したような笑み。スタンドの声援に笑顔で応えた。
昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルで左肩を亜脱臼した三浦は動きやすさを考慮し、今大会から新調した紫基調の色合いの衣装をお披露目。「テーピングをした際に動きやすいっていうのがあります。今回は調子がいいのでテーピングしないんですけど…」と前日19日に説明していた。
5年前の20年大会と同じ会場になる。木原は演技後の記者会見で「緊張感があった中でも自分たちがやってきたことを発揮できたので良かったと思います。5年前の4大陸選手権が全く同じ会場でした。ブルーノコーチ、メーガンコーチと初めて行ったのが4大陸でした。5年前はこの記者会見に出るのは夢のような話でした。明日もうれしい気持ち、感謝の気持ちを忘れずに滑りたいなと思います」と決意を述べた。
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