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【動画】アニメそっくりのセル画を再現したゲームトレーラー
『Samurai Pizza Cats: Blast from the Past!(原題)』は、オランダのゲームスタジオBLAST ZEROが開発し、アラブ首長国連邦のRed Dunes Games社によって全世界配給される。ジャンルとしては2DアクションRPGゲームで、アニメと同じエドロポリスを舞台に、秘密忍者隊ニャンキーのメンバーを瞬時に切り替えながら、それぞれのキャラクターの能力を駆使してパズルや戦闘にチャレンジしていく。
トレーラーでは、原作アニメーションそっくりのセル風アニメが驚異の高クオリティで再現されているほか、開発中のゲームの映像も一部公開されている。『キャッ党忍伝てやんでえ』のシリーズ構成を務めたあかほりさとるが脚本の翻訳監修を務め、オリジナルの声優陣である山口勝平(ヤッ太郎)、折笠愛(プルルン)、沢木郁也(狐塚コーン守)、龍田直樹(カラス幻ナリ斎)、堀内賢雄(ナレーター)が再集結。また、スカシー役はオリジナルで声優を務めた小杉十郎太と同じ事務所の後輩である山下誠一郎が務めた。
ヤッ太郎役の山口勝平は「ヤッ太郎は乱馬と並ぶ声優としての僕のルーツですから、ゲームを作っていると聞いた時から、めちゃめちゃ演りたかったですし、実現して本当に嬉しかったです」と喜びを明かし、折笠愛は「まず映像を見てそのクオリティに感動しました!ゲーム制作チームの作品への愛をとても感じて嬉しかったです。コーン守と幻ナリ斎の掛け合いにもワクワクしましたし、久し振りにプルルンの決め台詞を気持ちよく言わせて頂きました」と感想を語った。
そして、小杉十郎太からスカシー役を受け継いだ山下誠一郎は「ファンの皆様の中にあるスカシー像を崩さぬよう色々と考えて演じました。制作スタッフの方々からのお言葉に救われましたし、得難い経験となりました」と今回の抜てきに感謝を表している。
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山口勝平、折笠愛、山下誠一郎のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■山口勝平(ヤッ太郎役)
――今回久しぶりに『キャッ党忍伝てやんでえ』のヤッ太郎としてのボイス収録をされた感想はいかがでしたか?
ヤッ太郎は乱馬と並ぶ声優としての僕のルーツですから、ゲームを作っていると情報として聞いていたときから、もうめちゃめちゃ演りたかったですし、実現して本当に嬉しかったです。オランダでというのは驚きでしたが(笑)、久しぶりの「天下無敵の大勝利!!」気持ち良かったー!ヤッ太郎が大好きなんです!!
――オリジナルキャストの皆さんと集結しての収録の感想を教えてください。また、今回スカシー役として新しく山下誠一郎さんが参加されましたが、いかがでしたか?
コンちゃん、ゲンちゃんの楽しいやり取りや、賢雄さんの軽妙なナレーション、ニャンキー達の胸躍る名乗り。一瞬で、あの頃のスタジオにいるような、幸せな収録でした。トレーラーが原作のセル画アニメーションをそっくり再現していた事にも驚きましたし、オランダのスタッフの方々の愛も感じました。今回スカシー役として新しく参加された山下誠一郎さんもありがとうございました!
――放送から35周年を経てもなお、日本はもちろん、海外でも『Samurai Pizza Cats』として根強く愛されている『キャッ党忍伝てやんでえ』 ですが、35周年に際してのコメントをお願いします。
『キャッ党忍伝てやんでえ」 35周年、おめでとうございます! 放送当時から時が経つにつれて、「『てやんでえ』好きでした!」と言われる事が増えてきている気がします。海外からも愛され続けているんだなぁと、しみじみと嬉しく思っています。今までもこれからも大切にしていきたい作品であり、ヤッ太郎は僕にとってかけがえのない大切なキャラクターなのです。
■折笠愛(プルルン役)
――今回久しぶりに『キャッ党忍伝てやんでえ』のプルルンとしてのボイス収録をされた感想はいかがでしたか?
まず映像を見てそのクオリティに感動しました!ゲーム制作チームの作品への愛をとても感じて嬉しかったです。コーン守と幻ナリ斎の掛け合いにもワクワクしましたし、久し振りにプルルンの決め台詞を気持ちよく言わせて頂きました。
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35年も前とは思えないくらい、私の中でも色褪せていない大好きな作品です。勝平さんをはじめ素敵なレギュラーの面々とスタジオに入りましたら、プルルンのセリフは自然と出てきました。新キャスト・スカシー役の山下さんも、とても雰囲気を掴んでいらして、カッコいいスカシーでした。
――放送から35周年を経てもなお、日本はもちろん、海外でも『Samurai Pizza Cats』として根強く愛されている『キャッ党忍伝てやんでえ』ですが、 35周年に際してのコメントをお願いします。
飲み会(笑)も楽しかった〜。そんな制作陣の良い雰囲気は、きっと視聴者の皆さまにも伝わっていたと思います。35年経っても沢山の方々に愛されている作品に関われたこと、とても幸せです。これからも『キャッ党忍伝てやんでえ』をよろしくお願い致します。
■山下誠一郎(スカシー役)
――もともと『キャッ党忍伝てやんでえ』という作品はご存じでしたか?今回のトレーラー収録の感想を教えてください。
失礼ながら、今回のお話を機にはじめて作品のことを知りました。自分が生まれる前の作品に携わるというのは滅多にない事で、不思議な感覚です。トレーラーは山口勝平さんをはじめ全員で収録することが出来、大先輩方の芝居を間近で浴びるという幸せな空間でした。
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僕の中では「引き継いだ」というのは今も畏れ多いです。誰かが演じた役を演じることは初めてで、ファンの皆様の中にあるスカシー像を崩さぬよう色々と考えて演じました。製作スタッフの方々からのお言葉に救われましたし、得難い経験となりました。
――放送から35周年を経てもなお、日本はもちろん、海外でも『Samurai Pizza Cats』として根強く愛されている『キャッ党忍伝てやんでえ』ですが、35周年に際してのコメントをお願いします。
作品はずっと世界のどこかで、誰かの心に残り続けている。そしてその愛が形となりました。こんなに素敵なことはありませんし、この縁は僕の役者人生にとって大きな宝物です。これまでも、そしてこれから応援よろしくお願いします!