原晋 (C)ORICON NewS inc. 第101回箱根駅伝で優勝した青山学院大学陸上競技部の3年生で、悪性リンパ腫と公表していた皆渡星七(みなわたり・せな)さんが死去した。21歳。同部の公式サイトで発表された。訃報を受け、原晋監督が自身のXを通じて追悼のコメントを寄せた。
【写真】箱根駅伝優勝の青学大3年・皆渡星七さんが死去 原監督は「あまりにも仲間の早すぎるお別れ。星七の明るい前向きな姿勢と努力はチームの宝物です。君と出会えて本当に良かったです。私は必ずかつてこのような学生がいた事を後世に伝え続けていく事を約束します。改めて、心よりご冥福をお祈り申し上げます」と悼んだ。
同部の公式サイトでは「大切な仲間の旅立ちに寄せて」とし、青山学院大学陸上競技部チーム一同が「この度、昨年度の箱根駅伝や今年度の全日本大学駅伝のエントリーメンバーとして共に戦ってきた皆渡星七が永眠致しました。彼は私達にとって欠かせない存在であり、その活躍と情熱に心からの感謝と敬意を表します」と悼んだ。
「突然の別れに、深い悲しみと喪失感を抱いておりますが、彼が残してくれた思い出を胸に、これからも前進してまいります。最後まで病魔と戦った彼の旅立ちを、温かく見守っていただけますようお願い申し上げます。改めて、心よりご冥福をお祈り申し上げます」と記した。
皆渡さんは2004年2月2日生まれ。関西大学北陽高校から青山学院大学に進学。今年1月に自身のnoteで悪性リンパ腫と診断され、治療を続けていることを公表していた。