試合後にパーマーと会話を交わしたマレスカ監督 [写真]=Getty Images チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督が、イングランド代表MFコール・パーマーを擁護した。25日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
プレミアリーグ第27節が25日に行われ、チェルシーはサウサンプトンと対戦。24分にクリストファー・エンクンクが先制点を決めると、36分にはペドロ・ネトが、44分にはレヴィ・コルウィルが、78分にはマルク・ククレジャが追加点を挙げ、4−0で快勝。公式戦4試合ぶりの白星を手にした。
今シーズンここまでリーグ戦全27試合に先発出場し、14ゴール6アシストを記録している現在22歳のパーマーだが、1月14日に行われたボーンマス戦(△2−2)でゴールを決めたのを最後にチームの不調に合わせて、昨夏のチェルシー加入後から最長となる公式戦7試合連続で得点に関与することができていない。
このことから、サウサンプトン戦で調子を取り戻すことが期待されていたパーマーは、GKとの一対一を迎えるなど、チェルシーの選手としては今季最多タイとなる1試合で合計7本のシュートを放ち、ゴール期待値は「1.07」を記録したが、不発に終わった。
それでも、シュートを外した後には苦笑いも見せていたパーマーについて聞かれたマレスカ監督は試合後、「彼は努力を続け、幸せでい続け、いつものように笑顔でなければならない」と何も心配することはないと語った。
「ゴールを決めることに苦労する時期があるということは普通のことだ。そんなことは問題がない。ただ続けることで、たくさんのゴールを決めることができる」
「どう反応するかだ。彼は完璧な反応を見せている。笑顔で、幸せそうだ。彼がもっとゴールを決めることに疑いは持っていない」
「彼は人間だ。人間なら誰でも、偉大な選手でも、普通な選手でも、ビッグクラブでも、優秀な監督でも、悪い瞬間を経験する。彼は若いけど、ビッグクラブで時間を過ごしてきたから、偉大な選手たちがこのような瞬間を経験してきたことを彼は知っている」
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