痩せている人は「進出色」でおしゃれ見え! パーソナルカラー別「体型カバーにおすすめの色」

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2025年02月26日 20:20  All About

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【パーソナルカラー×色彩心理活用術】体型カバーに役立つ色彩心理を念頭に置いてご自分に似合う色を身に着けると、おしゃれの幅が広がります。今回は痩せている人が活用したい色彩心理と、パーソナルカラー別のおすすめカラーを解説します。
体重が変化したわけでもないのに、人から「痩せた?」と言われたり、写真を撮ってみたら太って見えたり……。そんな経験はありませんか? この要因として、身に着ける色が挙げられます。色によって太って見えたり、痩せて見えたり……。色には実際とは異なるように見せてしまう特性があるのです。

体型カバーを考える上で知っていると便利な色彩心理には、次のようなものがあります。
・膨張色と収縮色
・進出色と後退色
・派手な色と地味な色

これらの特性を念頭に置いてご自分に似合う色を身に着けると、おしゃれの幅が広がるのです。

今回は、痩せている人によくあるお悩みや色彩心理による解決策、意外と似合うファッションアイテムの選び方を解説します。

痩せている人は「収縮色」は避けた方がいい

色の膨張・収縮感(見た目の大きさ)は、色彩心理の1つ。白は大きく、黒は小さく見えるように、明るい色は膨張色、暗い色は収縮色です。赤と青を比べると赤の方が若干大きく見えるように、暖色系は膨張色、寒色系は収縮色となります。

痩せている人が収縮色を着ると小さく見えてしまい、存在感が希薄になってしまうことも。黒・ネイビー・ブラウンなどの収縮色は避けて、白・ベージュ・ライトグレーなどの膨張色を着ると、適度な存在感を出すことができます。
パーソナルカラーのタイプ別、おすすめの膨張色

膨張色の中でご自分に似合う色を身に着けると、健康的で生き生きと美しく見え、着る人の魅力を引き出してくれます。

上半身に「進出色」を持ってくると華やかに見える

色の進出・後退感(距離感)も色彩心理の1つ。赤と青を比べると、赤の方が手前にあるように見えます。暖色系は進出色、寒色系は後退色です。白と黒を比べると、白の方が手前にあるように見えます。明るい色は進出色、暗い色は後退色です。
パーソナルカラーのタイプ別、おすすめの進出色

痩せているときゃしゃに見える反面、寂しそうな印象を与えることもあります。そんなときは、上半身に進出色を持ってくると華やかさがアップします。

セーター・シャツ・ジャケットのインナーなどに、赤・ピンク・オレンジ・イエローなどの暖色系で明るい色を取り入れてみましょう。ご自分のパーソナルカラーに合った色を選ぶとあか抜けて見えます。

「華やかな色」の分量できゃしゃな体型をカバー

痩せている人は体にボリュームがないので、インパクトに欠けるところがあります。色・形・素材のうち、最初に目に入ってくるのは色なので、インパクトを出したいときはセットアップやワンピースなどで1色の分量を多くすると効果的です。

色を派手や地味に感じるのは、主に鮮やかさ(彩度)が関係しています。鮮やかな色(高彩度の色)は派手に、くすんだ色(低彩度の色)は地味に感じるのです。
パーソナルカラーのタイプ別、おすすめの華やかな色

痩せている人は華やかな色を身に着けても悪目立ちしません。自分が主役となる場面では、華やかな色のセットアップやワンピースを着用すると着映えします。赤やピンクなどでは派手すぎると感じるときは、青・緑・紫の鮮やかな色を選ぶと気後れすることなく着こなせるでしょう。

痩せている人は、軽やかさや爽やかさが魅力です。重い素材は避けて、軽めの素材を選ぶとバランスよく見えますよ。また、少し派手かなと思う色でも嫌みなく上品に着こなせますが、コントラストが強すぎる組み合わせよりもソフトなグラデーションの方が爽やかに見えます。

体型カバーに役立つ色彩心理を念頭に置いて、ご自分に似合う色を上手に活用してくださいね。

松本 英恵プロフィール

カラーコンサルタント歴20年。パーソナルカラー、カラーマーケティング、色彩心理、カラーセラピー、ラッキーカラー(色占い)などの知見を活用し、カラー監修を行う。執筆、メディア出演、講演、企業研修の講師など幅広く活動。近著に『人を動かす「色」の科学』。
(文:松本 英恵(カラーコーディネートガイド))

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