西武・西口文也監督 (C)Kyodo News球春みやざきベースボールゲームズ
● ソフトバンク 7 − 13 西武 ○
<3月1日 宮崎アイビー>
西武がソフトバンクに大勝。19安打13得点と打線が爆発した。
新打線は初回、新外国人の3番・ネビン(前アスレチックス)の中前打などで無死満塁とし、こちらも新外国人の4番・セデーニョ(前オリックス)が豪快なグランドスラムを右中間席へ運び先制。NPB3年目を迎える助っ人は「打ったのはカットボール。強い打球を打つ意識で打席に入ったよ。カットボールで攻められていたからね。その球種を待ってしっかりと対応することができて、本塁打になってよかったよ」と振り返った。
2回は育成で新加入の9番・仲田(前ソフトバンク)の左前打などで二死満塁とし、ドラフト2位の5番・渡部聖(大阪商業大)の押し出し死球などで3点を追加。4回は現役ドラフトで加わった平沢(前ロッテ)の右翼線適時二塁打で8点を奪った。
9回は仲田の4安打目となる中前2点適時打などで一気に5点を追加。仲田は古巣相手に4安打2打点と猛アピールし、セデーニョと渡部聖もマルチ安打をマークするなど新戦力の活躍が光った。
投手陣は2番手の羽田が1回4安打5失点と乱れたものの、先発の渡邉勇は3回1安打1失点、3番手の上田は3回1安打無失点と好投。開幕ローテ入りの期待がかかる渡邉勇は「総合的に良かったと思いますが、先頭打者に対する初球の入りが甘くなってしまった点は反省です。そこをストライクで攻めていくことができれば、3回の失点も防ぐことができたと思います」とコメントした。