ロッテ・中村稔弥「僕の立場的には最初から結果を残さないと」対外試合3試合・5回を投げ無失点!

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2025年03月03日 08:16  ベースボールキング

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ブルペンで投球練習するロッテ・中村稔弥[撮影=岩下雄太]
◆ 対外試合でアピール

 「練習試合、オープン戦では、自分がやってきたことをしっかり出したいんですけど、僕の立場的には最初から結果を残さないといけない。結果にはこだわりながら、自分でもやってきたつもり。そこをしっかり出していければなと思います」。

 石垣島春季キャンプで練習試合、オープン戦に向けてこのように意気込んでいたロッテの中村稔弥は、ここまで対外試合3試合・5回を投げ、4被安打、2奪三振、無失点に抑えている。

 中村稔は対外試合初登板となった2月20日のDeNAとの練習試合では無失点に抑えながらも、2回・44球、4被安打されたが、2月24日の巨人とのオープン戦は1回を危なげなく、3人で片付けた。

 2日のソフトバンクとの『球春みやざきベースボールゲームズ』では、0−9の8回に登板すると、1イニング目となった8回は打者3人にわずか9球で終えると、2イニング目となった9回もテンポの良い投球で三者凡退に抑えた。

◆ 自主トレは体力強化

 中村稔は昨年シーズン終了後にZOZOマリンスタジアムで行われた秋季練習で、「体力強化と真っ直ぐの質を上げるのと、もう1個新しい変化球を覚える練習したい」というテーマで汗を流してきたが、オフの自主トレは「とにかくまずは体力。ランニング」と体力強化に励んだ。

 「体を絞った状態で、そこからスライダーの習得をやってきた。練習しなかったら、いつまで経っても投げれないと思うので、このキャンプでもちょっと多めに今日(2月4日)も投げていました。何か少しでもきっかけがつかめていけたらいいなと思います」と、自主トレ、石垣島春季キャンプで新球のスライダーを磨いた。

 スライダーの習得に励むが、過去にも投げていた。かつて投げていたスライダーとは違うスライダーということなのだろうかーー。

 「イメージは同じなんですけど、ストライクが取れるスライダーっていうのが欲しくて、やっぱりカウント球っていうのが欲しいので、そこを練習しています」。

 昨季終了後に「シーズン最終盤になると真っ直ぐの球速も落ちてきていた。終盤もしっかり強い球が投げられるように、やっていかないといけない」と課題を口にしていたが、「それはランニング、ピッチングとかも全部そうなんですけど、量をこなしていけば、自然と体力がついてくると思うので、このキャンプは投げ込み、しっかりして走り込みもして、体力をつけて、何イニング投げてもバテないような体を作っていきたいなと思います」と石垣島春季キャンプでも継続して走り込み、投げ込みを行った。

 近年はロングリリーフで抜群の存在感を見せるが、一、二軍の往復が多く、1年間一軍で戦うことができていない。今季こそしっかり1年間一軍で戦い抜きたいところだ。

取材・文=岩下雄太

このニュースに関するつぶやき

  • 僕の立場的には最初から結果を残さないと→当たり前の話だが、弱心臓が直らん限り戦力害なだけだわ。
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