車のビタ寄せ左折、自転車のはみ出し運転……車と自転車の交通ルールを巡る対立意識が明らかに - それぞれの言い分は?

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2025年03月03日 12:00  マイナビニュース

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イーデザイン損害保険は2月27日、「車と自転車の交通ルールを巡る対立意識調査」の結果を発表した。調査は2025年1月10日〜1月14日、同じ車道を走る車ユーザーと自転車ユーザー計500名を対象に、インターネットで行われた。



同社は「事故時の安心だけでなく、事故のない世界そのものを、お客さまと共創する。」をミッションに掲げ、事故削減につながるさまざまな取り組みを展開している。近年、交通事故全体に占める自転車の交通事故関与率は増加傾向にあり、自転車による交通事故削減のための法整備が進んでいる。自転車の交通事故が社会課題化する中で、「自転車の交通マナー」について注目が集まり、SNS上では「車VS自転車どっちが悪い論争」が白熱している。このような実態を踏まえて、車と自転車のリアルな不満と運転事情を明らかにすべく、アンケート調査が実施された。本調査により車と自転車の双方の不満と事情を明らかにし、相互理解を促すことを目的としている。


○「車VS自転車」交通ルール巡る対立意識が判明 - それぞれの言い分は?



車と自転車の双方の約8割が「相手に配慮してほしい」「もっと事情を理解してほしい」と回答。「車と自転車の対立意識」が判明した。



自転車の約8割が危険・迷惑と感じる「車の幅寄せ左折(ビタ寄せ左折)」については、自転車の安全に配慮した車側の運転事情が明らかになった。車が幅寄せ左折をする理由は、「自転車を巻き込まないようにする」が最多であった。

また、車の約8割が危険・迷惑と感じる「自転車のはみ出し運転(膨らみ運転)」についても、安全に配慮した自転車側の運転事情が判明し、「歩行者との接触回避」や「路肩の障害物回避」が理由の上位として挙げられた。


○「車VS自転車問題」の解消を目指すWEB動画公開



特設サイトでは、本調査のレポートとともに、車と自転車のそれぞれの主張を描いたプロジェクトムービー「〜本音の交差点〜 CAR vs BICYCLE」を公開している。



路上では、言葉を交わすことが難しい、車ユーザーと自転車ユーザー。今回の撮影では、仕切りとボイスチェンジャーを用意し、両者が思い切り議論できる場を用意した。互いに噴出する、相手側の運転への不満や、日頃の鬱憤。議論はヒートアップし、車、自転車どちらも譲らないまま、平行線をたどる。その時、2人を隔てている仕切りが外れ、議論をしていた相手と対面。他人だと思っていた議論相手は、実は、誰よりも大切な家族だった。相手との関係性が変わることで、どのように考えが変わるのか? 実験的なドキュメンタリームービーとなっている。(Yumi's life)

このニュースに関するつぶやき

  • 左折時のビタ寄せは教習所からやれって言われてるからね。自転車はその後方にいればいいだけ。
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