画像提供:マイナビニュース住友生命保険相互会社はこのほど、第18回「未来を強くする子育てプロジェクト」の受賞者を発表した。
同社は2007年から、より良い子育て環境の整備にむけた本プロジェクトに取り組んでいる。本プロジェクトでは、地域において子育て環境づくりに取り組む個人・団体に贈る「子育て支援活動の表彰」と、子育てと人文・社会科学分野の研究活動の両立に努力している「女性研究者への支援」の公募事業を実施している。これまで過去17回の表彰を通じて、194組の子育て支援活動と、171名の女性研究者への支援を行ってきた。
18回目となる今年度は、子育て支援に資する諸活動を行っている団体・個人合わせて209組、子育てを行いながら研究を続けている女性研究者139名の応募の中から受賞者を決定した。2025年2月28日、東京国際フォーラムにて表彰式が行われた。
子育て支援活動の表彰では、「スミセイ未来大賞」に2組が選ばれた。内閣府特命担当大臣賞はタウンスペースWAKWAK(大阪府高槻市)、文部科学大臣賞は外国から来た子ども支援ネットくまもと(熊本県合志市)が受賞した。
また、「スミセイ未来賞」には以下の10組が選ばれた。
足立子ども組織を育てる会(東京都足立区)、奄美青少年支援センター「ゆずり葉の郷」(鹿児島県奄美市)、いいねきーたん実行委員会(大阪府岸和田市)、IKUNO・多文化ふらっと(大阪府大阪市)、カルチャーナイト北海道(北海道札幌市)、チャイルド・ケモ・サポート基金(兵庫県神戸市)、ポケットサポート(岡山県岡山市)、森ノオト(神奈川県横浜市)、MORIWARA 自然育児 森のわらべ多治見園(岐阜県多治見市)、レスタ(青森県青森市)。
女性研究者への支援では、「スミセイ女性研究者奨励賞」に以下の10名が選ばれた。
猪岡愛佳(東京大学大学院 総合文化研究科 国際社会科学専攻)、エリス直美(カリフォルニア大学ロサンゼルス校 政治学部博士課程後期)、尾角光美(バース大学 社会・政策科学部博士課程/リヴオン代表理事)、笠原真理子(東京大学 ヒューマニティーズセンター助教)、コマストリ キアラ(オックスフォード大学 歴史学研究科 博士課程)、杉野好美(京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科 5年一貫制博士課程)、中越亜理紗(東京大学 人文社会系研究科 博士課程後期)、原木万紀子(タリン大学 バルティックフィルム/メディア アンド アートスクール ポストドクトラルフェロー)、山本(小林)美季子(東京学芸大学大学院 連合学校教育学研究科芸術系教育講座 小田原短期大学 助教)、渡邉宏美(近畿大学 経営学部 会計学科 専任講師)。(受賞者名は敬称略、五十音順に掲載)()