カラスにつつかれていた子猫…迎え入れるか迷った日々を経て→何でもおもちゃにして遊ぶ“甘えん坊”の愛され猫に

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2025年03月03日 14:30  まいどなニュース

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保護当時、手のひらに収まるほど小さかったたいやきくん(画像提供:みりん たいやきさん)

「たいやき」くんは、元保護猫の男の子。飼い主さんのX(旧Twitter)ユーザー・みりん たいやきさん(@hon_mirin1012)とともに暮らしています。猫と過ごすことは初めてだった飼い主さんにとって、たいやきくんとの出会いはまさに予想外の出来事でした。

【写真】保護当時…とても小さかった猫さんです

カラスの声に急いで外へ…畑で見つけた子猫

2021年5月5日、飼い主さんは家の外でけたたましいカラスの声を聞き、急いで外に出たといいます。

「前年にツバメの雛がカラスに襲われたことがあったので、嫌な予感がしました。外に出ると、畑で子猫がカラスにつつかれていたのです。迷わず保護しました」

小さな命を救ったものの、すでに先住猫の「みりん」ちゃんがいたため、飼い主さんは新たに子猫を迎えるかどうかを慎重に考えたそうです。しかし、この出会いを特別なものと感じ、決断しました。

「母も『この子を家族に迎えたい』と強く希望し、私も自然にその気持ちに同調しました。こうして、たいやきくんを新しい家族として迎えることにしたのです。たいやきという名前は、ふと思いついて名付けました」

たいやきくんは、飼い主さん家族の一員として新しい生活をスタートさせました。

驚きの連続だった猫との暮らし

たいやきくんを迎えた当初、飼い主さんは戸惑うことも多かったそうです。

「障子や柱をよじ登ったり、何でもおもちゃにして遊ぶ姿に驚きました。おかげで家中の物を減らし、整理整頓するように。また、玄関や網戸を開けて外に出ようとするなど、想像を超える行動ばかりでした」

それでも、たいやきくんがもたらす癒やしは何にも代えがたいものだったといいます。

「母が施設に入ってからひとり暮らしになり、寂しいこともありました。でも、帰宅するとみりんとたいやきが出迎えてくれるので心が和らぎます。長風呂すると呼びに来たり、寝るときもそばにいてくれるんです。朝も私が起きるのを待っていてくれて、愛おしさでいっぱいになります」

ふたりの存在が飼い主さんの心の支えになっています。

食いしん坊で甘えん坊のたいやきくん

たいやきくんは、現在3歳を迎えました。小さいころから、とてもよく食べる子だったそうです。

「みりんのごはんも隙あらば狙っています。ケージに手を突っ込んだり、自動給餌器にも果敢に挑んだり……。好き嫌いはなく、苦味のあるゴーヤさえも食べてしまいそうになったことがありました」

さらに、たいやきくんは甘えん坊でもあります。

「たいやきは、とても体格がよいのですが、毎朝、私の上に乗って甘えてきます」

最後に、飼い主さんはたいやきくんとみりんちゃんへの思いを語ってくれました。

「当初、猫を迎える予定はなく、ご縁を感じたこともまったくありませんでした。それなのに、たいやきとみりんが我が家を選んでくれたことが本当にありがたく、私は幸せ者です。ふたりには『この家に来てよかった』と思ってもらえるよう、のびのびと過ごしてもらいたいですね。また、SNSを通じて、少しでもたいやきとみりんのことを知ってもらい、多くの人にかわいがってもらえたらとてもうれしいですね」

(まいどなニュース特約・梨木 香奈)

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