
大手銀行が円定期預金の金利を引き上げ
メガバンクの三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行は、2025年3月3日(月)より円定期預金の金利を引き上げました。この記事では、金利改定の一例を紹介します。三菱UFJ銀行
1カ月・3カ月・6カ月物:0.125%→0.250%1年物:0.125%→0.275%
10年物:0.400%→0.500%
三井住友銀行
1カ月・2カ月・3カ月・6カ月物:0.125%→0.250%1年物:0.125%→0.275%
10年物:0.300%→0.500%
みずほ銀行
1カ月・2カ月・3カ月・6カ月物:0.125%→0.225%1年物:0.125%→0.275%
10年物:0.350%→0.500%
金利引き上げ前後のシミュレーション
定期預金の金利が上がると、私たちが銀行に預けるお金の利息が増えるメリットがあります。例えば、1000万円を預けた場合の預金額(※)の差は次のとおりです。1年物(0.125%→0.275%)の場合
1001万2500円→1002万7500円
10年物(0.300%→0.500%)の場合
1030万円→1050万円
※単利計算、税金は考慮していません。
一般的に、定期預金は預け入れ期間が長いほど金利が高くなることが多く、普通預金よりも高い利回りが期待できます。今回の金利引き上げをきっかけに、定期預金を始める人も増えるかもしれません。
ただし、日本の金利は上昇局面にあり、これからさらに高い金利の商品が登場する可能性もあるでしょう。すぐに預けるか、もう少し様子を見るか迷うところですが、金利の動きをチェックしながら、自分に合った預け方を考えるのがよさそうです。
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(文:All About 編集部)