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岩手県大船渡市の山林火災で、米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手(23)が高校時代を過ごした同市に贈った寝具500セットが避難所に続々と届いている。避難者からは「米国から市への思いが伝わってきて本当にありがたい」という声が上がっている。
避難所の一つであるリアスホールには4日午後、掛け布団や敷き毛布、枕などの寝具セットが運び込まれた。
赤崎町長崎地区から避難した志田登美男さん(73)は「避難所では何かと手厚くしていただいているが、腰が痛くて夜寝ると冷たかったので本当に助かる。こんなにすぐに届くとは思わなかった」と驚き、「佐々木投手の地元への思いが伝わってきた」と感謝していた。
同県陸前高田市出身の佐々木投手は県立大船渡高で学んだ。地元の各地ではドジャース入団を祝うポスターが張られ、関連グッズを販売する道の駅もある。【工藤哲】
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