
寒いこの季節の楽しみといえばお風呂。湯船にゆっくりつかるのは至福の時間だが、子どもと一緒に入浴する際には注意が必要だと警鐘を鳴らしている。
子どもとの入浴は注意が必要
消費者庁は「寒い季節の温かいお風呂。楽しい時間ですがこどもが溺れる事故も」とコメントし、浴室で溺れる子どもなどのイラストを投稿。寒い季節、温かいお風呂で子どもと過ごす時間を楽しみにしている人も多いかもしれない。しかし一方で浴室は子どもが溺れるなどの事故が大変起こりやすい空間でもある。消費者庁は
・浴室への入室は大人から、退室はこどもから
・大人の洗髪時はこどもを浴槽から出して
・小さなこどもだけで入浴させない
とつづり、保護者に注意喚起を呼び掛けた。
この投稿にSNSユーザーからは「小さい時(まだ妹が生まれてなかったから3歳くらいかな?)、バスタブ内で足がすべって溺れた記憶があります」「浴槽に潜って一回転するのが何故か流行ってて弟が溺れて慌てて引き上げた事がある」など、多くの体験談が寄せられた。
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溺水以外の事故にも注意が必要
また消費者庁のWebサイトでは溺水以外の事故体験談も以下のように報告されている。「風呂場の椅子に立ってしまい、滑って転んで顔を床に打った。目尻が切れており、縫合処置を行った」(1歳)
「保護者がシャンプーを取ろうとして、同じ場所に置いていたカミソリを落としてしまった。それを子どもが拾って握ったため、人差し指に4針縫う切り傷を負った」(4歳)
「風呂場から音がしたので見に行くと、浴槽のふたの上に乗って風呂用洗剤のスプレーを触っており、口の周りや服に泡が付いていた。その後、嘔吐が続いたため、経過観察のため入院となった」(1歳)
お風呂場は子どもにとって危険な場所にもなり得る。見守りと合わせて事故が起こらない環境づくりを行うことで、安全で快適なバスタイムになるのではないだろうか。
<参考>
消費者庁 こどもを事故から守る! 公式X
消費者庁「Vol.581 お風呂場での事故に注意!」
※コメントは原文ママ
(文:All About 編集部)