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6日、立憲民主党が夏の参院選比例代表に、’24年の東京都知事選に出馬した元参院議員の蓮舫氏(57)を擁立する調整に入ったと毎日新聞ほか一部メディアが報じた。
’04年から20年間参院議員を務めるも、’24年の都知事選出馬による公選法の規定で失職。国政から自らの意思で離れ、都民のために立ち上がった。しかし……。
「現都知事である小池百合子氏に惨敗。得票数としては、最近は公職選挙法違反の疑いなど身辺が騒がしい石丸伸二氏にも及ばず3位に沈みました」(全国紙社会部記者)
現時点では蓮舫氏本人からこの件についての言及はなく、あくまで立憲民主党の方針が報じられたに過ぎない。しかし、SNSでは蓮舫氏に対し、早くも逆風が吹き荒れている。
《都知事、参議院、有権者 全方面に失礼》
《政治家生命を賭けた都知事選とはなんだったのか…》
《どうせこうなると思ってた》
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報道直後から批判的な声が上がっているのには理由がある。
「今はねぇ……国政選挙はもう考えてない」
「いったん“ピリオド”だな……って思うんだよねぇ」
都知事選の投開票から6日後の’24年7月13日、蓮舫氏は自身のインスタグラムにてライブ配信を行い、“今後”についてそのように話していた。落選という結果に終わったが、選挙というプレッシャーから解放されたためか、はたまた彼女の長男で俳優の村田琳(27)とのやりとりだったためか、普段より口調は柔らかめだ。
出馬した都知事選について、長男から「20年間やってきたことに終止符を打って挑戦したの?」とその決意や覚悟を問われると、「もちろん」と答えた蓮舫氏。
「もちろん、どんな人でも、何度でもチャレンジしていいですし、それを拒むような制度があるわけでもないです。しかし、普段から良くも悪くも声の大きい人が、舌の根の乾かぬうちに自身の決意を翻しては批判の声が上がって当然といえます」(前出・社会部記者)
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また、息子とのライブ配信で蓮舫氏は次のようにも語っていた。
「国政から卒業して、都知事に手を挙げ、すごい景色を見た。120万を超える人が『蓮舫』って書いてくれた人に対して、これでまた国政に戻るっていうのはちょっと私の中では違う。そしたら、渡り鳥みたいじゃない」
今年に入り、蓮舫氏は政治家としては珍しい“匂わせ”のような投稿をしている。
《髪、切った。春だし、そろそろ考えないと。》(2月28日投稿の蓮舫氏のインスタグラムより)
“そろそろ”考えたのは、ピリオドを打ったはずの国政へのカムバックのことなのか。報道によれば立憲民主党は蓮舫氏を参院選比例代表として擁立するという。
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《2位じゃダメなんでしょうか?》
’09年の民主党政権において“事業仕分け”の際に彼女が発した“名言”。蓮舫氏はこのフレーズをもじったようなタイトルを自著に付けているほどお気に入り(’10年出版『一番じゃなきゃダメですか?』PHP研究所)。
早くも反発のある蓮舫氏の国政再挑戦。さて、比例の順位は何位?
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