ロッテの新外国人・ボス、3回無失点「ちょっと驚いたことは…」
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2025年03月08日 16:50 ベースボールキング

入団会見を行ったロッテのボス(撮影=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗) ロッテは新外国人右腕のオースティン・ボスが8日、オープン戦に初登板し、先発で3回を投げ、ソフトバンク打線を48球1安打2三振無四球無失点に抑えた。
立ち上がりの初回こそ、周東佑京に右安打され、二盗を許す場面はあったが、リチャードを148キロのストレートで一邪飛に打ち取るなど、無失点で切り抜けると、2、3回はカーブとスイーパーを織り交ぜながら、いずれも三者凡退に抑えた。
登板を終え、ボスは「真っ直ぐはコントロールできていたが、カーブ、スイーパーが思ったところにいかなかったので、その結果として、打者有利なカウント、自分に不利なカウントを作ってしまった。もっと精度をあげていかなくては」と振り返った。
初めてNPBの打者と対戦したが、「案外ゾーンでしっかり振ってくるし、外れたところはしっかり見極めてくるなという印象はあった」という。自分なりに日本の野球の情報を掴んでいた部分もあってか、「ちょっと驚いたことは、バント攻撃を仕掛けて来なかった」とも述べた。
今後へ向けては、「あと2回(開幕前に登板が)あると思うが、きょうは各打者を打ち取るのにちょっと球数を要したと思うので、しっかりと制球よく、球数を少なく、自分の持ち味で打ち取っていく、そういう投球ができれば」と話した。
(取材=ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)
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