おしゃれを持続可能に=アパレル各社、リユースに本腰

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2025年03月09日 20:02  時事通信社

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三陽商会のリユース品販売店「サンヨーG&Bアウトレット潮見店」=2024年12月、東京都江東区
 アパレル業界が服のリユースに本腰を入れ始めた。環境省によると、国内に供給される衣類の約6割は廃棄処分される。大量廃棄や過剰生産は温室効果ガスの排出などで自然環境に大きな負荷をかけており、各社は「持続可能なおしゃれ」を楽しんでもらおうと再利用に取り組んでいる。

 昨年11月下旬、東京・原宿で変わったファッションショーが開催された。ランウエーをさっそうと歩くモデルが身に着けた服や小物は、アパレルメーカーが回収したリユース品やモデル自身のタンスに眠っていたものばかり。人気スタイリストがコーディネートした衣装を華やかに着こなし、会場を沸かせた。

 「新作ゼロ」のショーを主催したのは、フリーマーケットアプリ大手のメルカリ。アパレル企業など11社と企画した。会場には、要らなくなった衣類をリユース品と交換したり、古着に刺しゅうを施してリメークしたりするブースも設置。3日間で900人以上が訪れた。

 アパレル各社はリユース品の販売にも力を入れている。業界大手オンワードホールディングスは2014年に販売を始め、その利益を環境保護活動に充てる。再販できない衣類は毛布や軍手にリサイクルして途上国などに寄付する。山本卓司サステナブル経営ディビジョン長は再利用に取り組む理由について「自分たちの手で次のお客さまに洋服を渡す責任がある」と説明した。

 老舗ブランド「ポール・スチュアート」などを展開する三陽商会も、昨年6月にリユース品の販売を始めた。売り上げは計画を約10%上回り、坂井田真嗣専務執行役員は「2年ほどかけて検証しながら、利益を出せる事業として継続したい」と意気込む。子会社が「ニューヨーカー」を展開するダイドーリミテッドも昨年10月、取り扱いブランドのリユース品販売サイトを開設。古着に抵抗感が少ない若者層にアピールしたい考えだ。 

リユース品販売店「オンワード・リユースパーク吉祥寺」=2024年12月、東京都武蔵野市
リユース品販売店「オンワード・リユースパーク吉祥寺」=2024年12月、東京都武蔵野市


「新作ゼロ」ファッションショーでランウエーを歩くモデル=2024年11月、東京都渋谷区
「新作ゼロ」ファッションショーでランウエーを歩くモデル=2024年11月、東京都渋谷区


「新作ゼロ」ファッションショーでランウエーを歩くモデル=2024年11月、東京都渋谷区
「新作ゼロ」ファッションショーでランウエーを歩くモデル=2024年11月、東京都渋谷区

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  • 結局、環境問題って言っているけど、本音は食品高騰化で客が服まで買えない。からりュースってのが本音でしょ?日本終わっている。
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