W杯出場を決めたニュージーランド代表(画像は予選準決勝) [写真]=Getty Images
ニュージーランド代表のFIFAワールドカップ26本大会出場が決定した。
FIFAワールドカップ26オセアニア予選は現地時間24日に決勝戦が行われ、ニュージーランドとニューカレドニア代表が対戦した。グループステージを3戦全勝で終え、準決勝でフィジー代表を7−0で粉砕したニュージーランドはこの日も安定した戦いを披露。前半は無得点に終わったものの、61分にマイケル・ボクスオールが待望の先制点を決めると、その後もコスタ・バルバルセスとイライジャー・ジャストがネットを揺らし、3−0で勝利した。
本大会の出場枠がこれまでの「32」から「48」に拡大したことにより、オセアニアの出場枠も「0.5」から「1.5」に増加。このため、予選で優勝を果たしたニュージーランドの本大会出場が確定した。同国にとっては2010年の南アフリカ大会以来4大会ぶり3度目の出場に。アメリカ、メキシコ、カナダの開催国を除いては、8大会連続8度目の出場を決めた日本代表に続き、2つ目の予選突破チームとなった。
ニュージーランドは過去に出場した2度のワールドカップでいずれもグループステージ敗退。1982年のスペイン大会ではスコットランド、ソヴィエト連邦、ブラジル相手に3戦全敗に終わり、2010年の南アフリカ大会ではスロバキア、パラグアイ、イタリアと同居したグループを3分の成績で終えたものの、決勝トーナメント進出を叶わなかった。2026年大会では初勝利と初の決勝トーナメント進出を目指すこととなる。
なお、ニューカレドニアは大陸間プレーオフに回ることとなった。