

出典:セキララゼクシィ
「あの人も私のこと好きなのかな。でも、勘違いだったらどうしよう……」と、なんとなく相手の好意を感じるものの、確信が持てないという人も多いのでは?この記事では、両方が片思いをしている状態を指す「両片思い」を分析します。また、両片思いによく見られる特徴や、お互い好きなのに両片思いになる理由、両片思いから両思いに進展させる方法を恋愛事情に詳しい心理カウンセラーの竹内えつこさんに伺いました。
両片思いとは?両片思いと両思いの違い

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両片思いとは、両方が片思いをしている状態を言います。つまり、お互いに相手のことを好きなのに、その気持ちを伝えられずにいる、あるいは相手が自分のことを好きだということに気付いていない状況のこと。
両思いは、告白して気持ちを確認し合っているなど、お互いが相手のことを好きだと認識している状態です。両思いと両片思いの違いは、相手が自分のことを好きだと分かっているかどうかにあります。
お互い好きなのに、両片思いになる理由

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お互い好き同士なのに、どうして両片思いになるのでしょうか。次からは、もどかしい両片思いが起こる理由を紹介します。
今の関係を壊したくない
今の関係が心地よいため、関係が変化してしまうことを恐れて一歩踏み出せない状況だと言えます。人によっては、付き合って男女の関係になると今の関係が変わってしまうかもしれないと恐れている可能性もあります。
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恋愛経験が少ない
どちらか、もしくはお互いが、恋愛経験が少なかったりシャイだったりすると、過去の恋愛経験を生かして相手の好意を確信することができず、告白する勇気がなくて両片思いになってしまいます。
告白してほしいと思っている
相手から告白してほしいと思っているために、両片思いの期間が続いています。ずっと待ちの姿勢でいるので、関係を変えることができません。
相手から好かれていないと思い込んでいる
「相手は他に好きな人がいるのかもしれない」、「自分は友達としか認識されていない」、「自分は相手の好みのタイプではない」など、相手から好かれていないと思い込んでいると、告白に踏み切れず両片思いが続いてしまいます。
両片思いのふたりの特徴!あるあるサイン

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ここからは、両片思いのふたりによく見られる特徴やサインを紹介します。当てはまっている数が多ければ多いほど、両片思いの可能性が高いです。
よく目が合う
好きな人のことは目で追ってしまうため、お互いに意識していると自然と目が合う回数が増えます。何度も目が合うようなら、好意のサインと言えるでしょう。
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気が付いたらそばにいる
好きな人とは、少しでも近くにいたいものです。両片思いの場合、お互いが「近づきたい」、「一緒にいたい」という願望を持つため、自然と相手の近くに位置を取ったりするでしょう。
毎日メッセージのやりとりがある
「おはよう」、「おやすみ」などのあいさつや、日常の出来事や何げないことを連絡し合うなど、メッセージアプリや電話で毎日やりとりがあることは有力なサインです。
お互い、「好き」とは言えないけれど相手と繋がりたい、好意を伝えたいという気持ちから、毎日連絡を取りたくなるのでしょう。
他の人には話せないことを打ち明け合っている
お互いに好意を持っていると、相手のことをもっと知りたい、そして自分のことも知ってほしいという気持ちが強くなります。そのため、自然とプライベートな話や秘密など、他の人には話せないことを共有したくなります。
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自然体でいられる
信頼関係がしっかりと築けているからこそ、相手に素の自分を見せても大丈夫という安心感が生まれます。
無理に自分を良く見せようとし合わないため、両片思いのふたりが一緒にいるときは自然体で会話をしていることが多いでしょう。
無言でも心地よく感じる
一緒にいるときに無言でも心地よいと感じるなら、それは両片思いのサインです。
お互いを理解し合っているからこそ、無理に会話を続けようとしたり、沈黙を埋めようとしたりする必要がなく、リラックスした状態でいられます。
特別扱いし合う
恋人同士のようなやりとりが多いのも特徴です。例えば、髪型やメイクの変化に気付いてくれたり、あなたの好きなものを覚えていて、誕生日や特別な日にプレゼントしてくれます。
同じ態度や行動を他の人にしていない様子であれば、あなたに好意を寄せていると言えます。
両片思いから両思いに進展させる方法

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両片思いの状態でも居心地はいいものの、お付き合いをして恋人同士の関係になり、関係をより深いものにしていきたい人も多いでしょう。ここでは、両片思いから両思いに進展させる方法を紹介します。
言葉で好意をほのめかす
「◯◯なところが好きだな」、「◯◯さんが彼氏・彼女だったら楽しそう」など、好意があることを言葉でほのめかしましょう。
その際相手が喜んでくれて同じように好意を言葉で伝えてくれたら、両片思いの可能性が高いので、勇気を出して告白してみるのも一案です。
恋愛の話をする
「そろそろ恋人が欲しいな」、「誰かいい人いないかなぁ」など、恋愛の話をしてみましょう。
少し勇気を出せるなら、「〇〇さんと付き合えたら楽しそうだな」と、相手との恋愛をほのめかす言い方もおすすめです。自分の気持ちを少しでも伝えることで、向こうから行動してくれるかもしれません。
「デートしよう」と誘う
友達としてふたりで遊んだり会ったりする機会が多い人は、あえて「デートしよう」と伝えて誘ってみましょう。「デート」という言葉を使うことで、ただの友達同士ではないと思わせるきっかけとなることがあります。
共通の友人を通してアピールする
自分から告白する勇気がなかったり、お互いが恥ずかしがり屋だったりする場合、共通の友人を通してアピールする方法もおすすめ。
信頼できる友人に自分の気持ち伝え、「相手の気持ちを探ってほしい」、「自分が好意を持っていることを伝えてほしい」など、具体的に協力をお願いしましょう。
友人の協力で相手の気持ちに確信が持てたら、最終的には自分の言葉で相手に気持ちを伝えることが大切です。
両思いになるために、勇気を出して一歩踏み出してみよう

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両片思いが長引くと、どちらかの気持ちが変わって友達のまま終わってしまう可能性もあります。せっかくお互いに好意を持っているのに、両片思いのまま時間が過ぎてしまうのはもったいないことです。
勇気を出して、まずは恋愛対象として見ていることをにおわせていきましょう。ふたりの仲が一気に進展するかもしれません。ぜひ、この記事を参考にアプローチしてみてください。
取材・文/NANA
【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/