たびたび大きな話題になるSNS上のイラストたち。SNSに投稿される創作コンテンツの中でも、「描いてみた」は王道ジャンルの一つです。今回はそんなイラストの記事から、特に反響が大きかった3本をピックアップしてご紹介します。
●そうはならんやろ ドレスを着たかわいい女性の塗り絵、プロが模写すると…… 予想外のできばえに15万いいね「天才の所業」「どうしてこうなった?」
最も反響が大きかったのは、イラストレーターでX(Twitter)ユーザーの驪-くろうま-さんが投稿した、塗り絵のキャラクターを模写した作品です。
元の塗り絵は、かわいらしいお姫様がほほ笑んでいる様子。左手でブーケを持ち、右手を頬に寄せたその姿には、「あこがれのウエディングドレスにあうかしら?」というせりふが添えられています。
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そんなお姫様を模写した結果、全く違うテイストに。キラキラした瞳は覚悟を決めたような眼光鋭い目に変わり、大きく開いたお口も不敵な笑みへと変化して、まるで「悪役令嬢」のような雰囲気になりました。これは物語の中でカッコいいヒール役として活躍しそうな存在感!
2枚を見比べてみると、その違いは一目瞭然。リプライ欄には「天才の所業!」「何かを成し遂げようとする信念を感じる」「転写したら悪役令嬢だった件」「カッコイイ...」「どうしてこうなった?w」など驚きの声が寄せられています。
●藝大生がポケカのイラストを模写したら…… 驚がくの仕上がりに絶賛「立体感すごい!」「クレヨンが本領発揮」
次に注目されたのは、YouTubeチャンネル「アートゥーン! / Artoone!」が投稿した、藝大生がポケカのイラストを模写する様子です。
今回模写してくれるのは東京藝術大学院デザイン専攻の「こまつざき」さん。ポケモンカードの「ミュウ」をクレヨンで模写してもらいます。
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まずはカードを見ながら鉛筆で下書き。気を付けていることを聞かれたこまつざきさんは、「鉛筆の線の上にクレヨンを塗ると汚くなるから、薄く描いていらないところをできるだけ消す」と答えます。
下描きが終わったらクレヨンで色を付けていきます。まず、光と影の境目を探してそこから塗っていくとのこと。最初のうちは誰もがなじみのある雰囲気のクレヨン画ですが、色が混ざりあってグラデーションを作りはじめると、とたんに立体感が出てきました。
ブルーの瞳に白のハイライトを入れると、透明感のある輝きが。カードに合わせてキラキラな背景を描いたら完成です。
周囲の仲間は、拍手とともに「おー、すごい! かわいい!」「クレヨンってこんな描けるんだ」と絶賛。コメント欄には「立体感すごい!」「クレヨンって上手い人が使うとこんなリッチな塗りできるんや……」「クレヨンでこんなに綺麗で柔らかく描けるんだ……凄い」「触れそうな質感がありますね」「クレヨンが本領発揮できて嬉しそうや」「影がめっちゃ紫なのに、めっちゃミュウピンクの色してるのすごい……!」といった声が寄せられています。
●ガンダムのイラストにしか見えないのに…… “意外すぎる正体”に脳がバグる「理解が追いつかない」「目を疑います」
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3つ目に紹介するのは、Xユーザーのニコボルさんが投稿した、ガンダムのイラストにしか見えない作品です。
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」Blu-rayの宣伝イラストに近くなるよう塗装した「陸戦型ガンダム」は、イラスト風のペンの軌跡の他、汚れや影も再現。背景と相まって、画像の右半分はイラストにしか見えません。
ところが画像の左半分には人の手が。イラストにしか見えない作品を立体物として持っており、頭が混乱してきます。
実はこの作品はイラストをお手本に影入れをした立体造形物。リプライでは、「初めて見た時は脳がバグりました」「立体物なのかアニメなのか目を疑います」「凄く……凄い……脳の理解が追いつかない」「指が絵を貫通してるのかと?」「どこまでが絵でどこまでがプラモデルかわからなくなります(笑)」といった声が寄せられています。
ニコボルさんは別アングルで撮った写真や、塗装前と塗装後のビフォーアフターも投稿しています。
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リュウジ ほっかほっか亭に苦言(写真:ORICON NEWS)114
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