4号本塁打を放った大谷翔平(写真=GettyImages)○ ナショナルズ 6−4 ドジャース ●
<現地時間4月7日 ナショナルズ・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースがナショナルズとの敵地カード初戦に敗戦。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、一時同点とする4号本塁打を放った。
ドジャースは2回裏、先発右腕ダスティン・メイが一死一、二塁とピンチを背負うと、9番クルーズの放った痛烈な打球を遊撃手ムーキー・ベッツが捕れず、左前適時打となって先制点を献上。さらに、二死二塁からは1番ウッドを二ゴロに打ち取るも、今度は二塁手ミゲル・ロハスが打球を弾く間に二塁走者クルーズが一気にホームイン。守備の乱れから2点先制を許した。
直後の3回表、大谷が先発左腕ゴアから4号2ランを放って試合を振り出しに戻すも、続く3回裏に先発メイが1点を失い、再びビハインドに。7回裏には2番手左腕アンソニー・バンダが1番ウッドに2号2ランを浴びるなど、3点の追加点を許し、今季初の連敗となった。
第1打席で単打、第2打席で本塁打を放った大谷は、5回表の第3打席で中堅フェンス直撃の三塁打を記録。サイクル安打に王手をかけるも、8回表の第4打席で見逃し三振を喫した。打線が繋がって最終回に第5打席が回ってくるも、守護神フィネガンに対して1球もスイングを仕掛けることなく四球で一塁に歩き、自身2度目の偉業達成とはならなかった。
それでも大谷はこの試合4打数3安打、1本塁打、2打点、1四球、1三振という内容で今季2度目の猛打賞をマーク。今季成績を打率.311、4本塁打、OPS1.080としている。