写真 カットソーやシャツ・ブラウスといった薄手のトップスを着る時、ブラジャーのラインが響いていないか気になりますよね。そこで注目したのが、“縫製せず、接着だけで仕上げた”縫い目のないインナー「ひびきにくいハーフトップブラジャー」(無印良品)。
白いカットソーとの相性も検証してみました!
◆薄手のトップスで“ブラジャーのラインが響く”問題
気温が上がり、薄手のトップスの出番が増えると、ブラジャーのラインが響いてしまうのが悩ましいですよね。そんな時にあると重宝するのが、装飾はもちろん縫い目もないブラジャー。
今回注目した「ひびきにくいハーフトップブラジャー」は、ノンワイヤーブラや前開きブラ、ナイトブラなど機能性の高いブラジャーが揃う無印良品の人気商品で、縫製せず接着だけで仕上げているため洋服に響きにくいそう。しかも、360度全方向に伸びる生地が使われていて、胸にほどよくフィットしてくれるんだとか。
「ひびきにくいハーフトップブラジャー」2,990円/税込
カラー:モカブラウン
サイズ:M(バスト80-86cm/アンダー上がり寸51.0cm)
素材:本体 レーヨン45%、ナイロン39%、ポリウレタン16%、カップ側生地 ポリエステル100%
◆ラインと色、どちらも響きにくそうなモカブラウンを購入
「ひびきにくいハーフトップブラジャー」は、カラーバリエーションとサイズ展開の豊富さも魅力のひとつです。
カラーは黒、ライトピンク、ピンク、アプリコット、ペールレモン、ペールラベンダー、モカブラウン、ブラウンの全8色。そしてサイズは、XS〜XXLまで揃っています。
筆者が購入したのは、モカブラウンのMサイズ。
よく着る白いカットソーにブラジャーのラインと色を響かせたくなかったので、アッシュ系の落ち着いたブラウンカラーをチョイスしました。
◆全体をくまなくチェック、縫い目は本当にない!
まずは、「ひびきにくいハーフトップブラジャー」のデザインをチェック。
形は、タンクトップの上半分にパッドをつけたハーフトップタイプ。
肩部分は平たく、幅が広い面になっています。ストラップではないので、取り外しや長さ調整は不可です。
カップには、自然な丸み。
形はレモン型。胸を広く覆ってくれる大きめサイズだから、ノンワイヤーでも安心感があります。出し入れできるカップは、好きな位置に調節可能です。
◆アンダー部分もチェック!
裏側を見てみると、脇の下部分に接着面が確認できるだけで、ホックはなし。
全体をくまなくチェックしましたが、冒頭にも書いたように縫い目はゼロ。トップスに響かせないために徹底されたデザイン……という印象です。
次は「ひびきにくいハーフトップブラジャー」の着用感と、上に白いカットソーを着た状態を見ていきます。
◆フィット感があるのに、リラックスもできる
「ひびきにくいハーフトップブラジャー」の着用方法は、頭からスポッとかぶって胸の位置を整えるだけ。
柔らかく、全方向にグーンと伸びる生地が使われているので、頭・腕まわりを通す時に窮屈さを感じず、胸もとまでひと息に下ろすことができました。
それでいて肌にピトッと添ってくれるから、よほど大きく体を動かさない限りは肩や腕まわり、アンダー部分がズレにくい!
バストはしっかり包み込まれる感覚があるのに締め付け感が少なくて、リラックスタイムだけでなく、普通に外出する時にも活躍してもらっています。
続いて、「ひびきにくいハーフトップブラジャー」の上に白いカットソーを着てみると―
ごくうっすらと色が透ける程度でしょうか。これなら、キャミソールを1枚挟めば気にならないかも!
ラインに関しては、“肌との境目はどこ?”くらい自然に馴染んでいます。縫い目があたることがないので、肌あたりが優しいのは嬉しい副産物。ストラップやワイヤーが使われていないので、サイズさえ合っていれば脱いだ後にあとがつくこともありませんでした。
サラッとした生地は、汗ばむ季節も心地よく着られていいですね。
洗濯の際、カップは外して手洗い。
本体には装飾がないので、部屋干しでもわりと早く乾くので優秀です。
洗濯表示は内側・背面にプリントされています。
黒の「ひびきにくいハーフトップブラジャー」×黒Tシャツの組み合わせなら、より響かずに着られるのではないでしょうか(Tシャツの素材にもよります)。これは、色違いで買ってしまいそう。
気になった人は、店舗やネットストアをチェックしてみてくださいね。
※紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もあります。
<文・写真/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi