
様々な材質に使用できて、短時間でしっかりとモノ同士をくっつけてくれる「瞬間接着剤」。ですが、発泡スチロールを接着しようとした時、「発泡スチロールが溶けてしまった!」という経験はありませんか?セメダインの公式Xアカウント(@cemedinecoltd)が、その原因や「発泡スチロールを接着するときのポイント」を解説しています。
瞬間接着剤、ゴム系接着剤を使うと溶ける
瞬間接着剤の成分やゴム系接着剤に含まれる有機溶剤の成分は、発泡スチロールに使用されている「スチレン」の分子構造と似ています。お互いに混じり合おうとして発泡スチロールの分子がほぐれ、溶けてしまうのだそう。
発泡スチロールを接着するときのポイント
▽溶けやすいから要注意!
発泡スチロールを冒さない「アルコール系の溶剤」を使った接着剤や、「無溶剤」の接着剤を選びましょう。
▽空気や湿気を通さないから要注意!
発泡スチロールは、断熱性や気密性が良いことが特長。そのため、接着剤が硬化する時に必要な「湿気」や「溶剤(水を含む)」を通さないことにも注意が必要です。
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▽出典
・セメダイン 公式X/瞬間接着剤やゴム系接着剤で発泡スチロールが溶けた!
・セメダイン 公式/発泡スチロールをつけたい!