
大阪・関西万博がいよいよ、あす4月13日に開幕する。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、大阪・夢洲で開かれる同万博には、158の国・地域と、7つの国際機関が参加を表明している。会場のシンボルとなる大屋根リングは高さ最大20メートル、外径約675メートルで、神社仏閣などの建築に使われる伝統的な貫接合に、現代の工法を加えて建築。最大の木造建築物として3月4日にギネス世界記録に認定されている。
開幕に先立つ9日には報道関係者向けの内覧会が行われ、国内外のメディア関係者約4,500人が集まった。開幕前日となる12日には開会式が開かれ、会期初日の13日にはブルーインパルスの展示飛行が行われる。午前11時40分頃に関西空港を離陸し、通天閣や太陽の塔、ひらかたパーク、大阪城の上空を通過したあと、正午から午後0時15分頃の間、夢洲会場の上空を飛行する予定。
大阪・関西万博の会期は10月13日までの184日間で、開場時間は毎日午前9時から午後10時まで。18歳以上の大人用チケット料金は、1日券が大人7,500円、平日券が大人6,000円、午後5時以降に入場できる夜間券が3,700円。このほか、会期中毎日入場できる通期パスが30,000円、7月19日から8月31日まで毎日入場できる夏パスが12,000円。いずれも12〜17歳の中人料金、4〜11歳の小人料金の設定がある。3歳以下は無料。
万博を主催する協会の発表によると、前売りチケットの累計販売枚数は4月9日時点で906万5,655枚にのぼるという。
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