7戦無敗で首位に立った福岡 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images アビスパ福岡が2025明治安田J1リーグ第10節でクラブ史上初の快挙を達成した。
福岡は12日に行われた横浜F・マリノス戦で2−1の逆転勝利を収め、3連勝で暫定首位に浮上。そして、前節首位だったFC町田ゼルビアが13日の浦和レッズ戦で0−2の敗戦を喫したことで、福岡の今節首位が確定した。
1996年からJリーグに加盟した福岡にとって、J1リーグの順位表で首位に立つのはクラブ史上初の快挙となる。
2001年シーズンの降格後、「4年J2、1年J1」の“5年周期”のジンクスを繰り返したが、2021シーズンから再びJ1リーグに定着。長谷部茂利前監督(現川崎フロンターレ)の下、2023シーズンにはクラブ史上初のタイトルとなるJリーグYBCルヴァンカップ制覇を果たし、着実な成長を見せてきた。
金明輝監督を招へいした今シーズン初めは世間の風当たりも強く、チームも開幕3連敗と不安な幕開けとなった。それでも、新体制で取り組んできた攻めの意識改善が結実し、直近7試合は6勝1分と巻き返しに成功。混戦模様のJリーグでトップに立った。
シーズンはまだ4分の3が残されており、道のりは長く険しいが、福岡は目標の「6位以上」を達成できるのか。次節は2023年夏の5連勝以来となる4連勝を目指し、敵地で清水エスパルスと対戦する。
■J1順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 福岡(19/+3)
2位 京都(18/+3)
3位 川崎F(17/+9)
4位 岡山(17/+4)
5位 柏(17/+3)
6位 広島(17/+3)※1試合未消化
7位 町田(17/+2)
8位 鹿島(16/+6)
9位 湘南(14/−4)
10位 浦和(13/0)
11位 G大阪(13/−4)
12位 清水(12/+1)
13位 C大阪(12/0)
14位 神戸(12/0)※1試合未消化
15位 横浜FC(11/−1)
16位 東京V(10/−5)
17位 FC東京(9/−5)
18位 横浜FM(8/−3)
19位 新潟(8/−4)
20位 名古屋(8/−8)
【ハイライト】アビスパ福岡 2−1 横浜F・マリノスs