ヤクルト・清水昇 ヤクルトは17日、阪神との試合(神宮)に5−7で敗戦。8回に佐藤輝明の2ラン、11回には近本光司の2ランと勝負所での一発に泣いた。
2点リードの8回表、4番手・清水昇は先頭・中野拓夢に二塁打を許すと、続く森下翔太にもレフトへの適時二塁打を打たれ1点差に。なおも無死二塁のピンチで、佐藤輝明に逆転の2ランを浴び、この回3失点。その後同点に追いつくも、延長11回表に7番手・バウマンが近本に2ランを浴び、接戦をモノにすることはできなかった。
8回表の逆転2ランを許したヤクルトのバッテリーについて、17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の齊藤明雄氏は「私は、はっきり言って配球ミスだと思います。初球はインサイドの真っすぐで良いボールだったんですよね。2球目のフォークはアウトコースからインサイドに落ちてくる、これがボールになりました。これで3球目にまたインサイドに投げる。インサイドに投げるのは良いんですけど、続け過ぎているなという配球でした」とコメント。
続けて「この場面は、インサイド低め・アウトロー低め・インハイ高めといった縦の揺さぶり・横の揺さぶりが必要な場面だったと思いますよ。そこにフォークを入れて緩急をつけていく。ボール自体は悪くは無かったので、配球の揺さぶりが欲しかったなと思いましたね」と配球について細かく言及した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』