
「28年前に買ってずっと使ってきた日立の静御前(しずかごぜん)、最近給水が止まらなかったり脱水が上手く行かなくて流石に寿命かなぁ…って、最後の御奉公かも…と思いながら給水バラしたら凄い錆が溜まってたので掃除して戻したら、あっさり直って呆れてる。丈夫過ぎんだろw」
【写真】28年前に買った、日立の洗濯機「静御前(しずかごぜん)」
28年前に購入した洗濯機がX(旧Twitter)で話題になりました。
投稿したのは、溶接職人の「tsune,」さん(@tsunecaster)。長年使っていた日立の洗濯機「静御前(しずかごぜん)」の調子が悪くなり、さすがに寿命かと思っていたところ…給水バルブをバラして溜まっていたさびを掃除したらあっさり直ってしまったとか。そこで思わず洗濯機の写真を投稿。「丈夫すぎる」とつぶやきました。
昔の家電「強度や耐久性を重視して製造されていた」
「流石にバルブ自体バラさないとダメっぽいけど、大方直ったのは笑うw」
「28年…!!! 凄い…昔の家電てほんと丈夫ですよね…」
「水道管の鉄錆が悪さしていたんでしょうか。まだまだ大丈夫かもですね 末長いご愛用を願ってます」
「37年前に買った我が家の静御前も現役です」
「昔の家電製品は洗濯機に限らず、現在の基準からすれば必要以上に強度や耐久性を重視して製造されていたので補修部品さえ確保可能なら、寿命数十年でも不思議ではないよ。。逆に、現行製品は買替え促進目的か耐用年数約10年と数年前に風呂ボイラー交換を依頼した業者が言っていた。。」
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投稿には、驚く人たちが続出。「tsune,」さんと同じメーカーの洗濯機を長年使っているという声や、昔の家電製品の強度や耐久性を力説する声などたくさんのコメントが寄せられています。そんな話題になった洗濯機について、「tsune,」さんに聞きました。
97年進学の際に購入した洗濯機、何度も調子悪くなったが…
──投稿した洗濯機を購入しようと思ったのは。
「1997年に進学する際、引っ越し先の洗濯機の置き場がベランダだったので、サイズ優先で選んだのが今も使用している静御前でした」
──今回給水が止まらなかったり脱水がうまくいかなかったりしたそうですね。やはり、さびが原因?
「給水が止まらなかったりしていたので、原因を探るべく分解して掃除すると直ったので、おそらく水道管のさびが堆積したのが原因だと思われます」
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──これまでも調子が悪くなったことはありますか。
「あります。駆動ベルトが伸びてベルト鳴きするようになったので、一度ベルトを張り直したり、排水ホースが経年劣化で割れたので2度ほど交換したり。またモード選択パネルの防水カバーが経年劣化で割れたので、耐水補修テープを上から貼って保護したのがトラブルらしいトラブルでした」
──稼働中、今でも音は静か?
「ベルト鳴き以外は特にうるさくありません」
──とはいえ、普段は調子がおかしいなと思った時にだけみてるそうですが、あまりにも劣化すると爆発の危険性があるとか。今後、洗濯機を買い替える予定はありますか。
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「完全に動かなくなったら買い替えようと思っていますが、今のところ問題なさそうなのでもうしばらく使おうと思っています。爆発・発火の可能性については、今回分解した際にチェックしましたが、今のところ問題なさそうです」
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)