
■大同生命SV.LEAGUE チャンピオンシップ 準々決勝 第2戦 SAGA久光スプリングス 3−0 ヴィクトリーナ姫路 (21日、SAGAアリーナ)
バレーボールSVリーグ初代女王を目指すチャンピオンシップ。準々決勝第2戦が行われ、レギュラーシーズン(RS)6位のヴィクトリーナ姫路は、セットカウント0−3(20−25、20−25、25−27)のストレートで、同3位のSAGA久光スプリングスに敗れた。姫路は2連敗で、準々決勝敗退となった。
SVリーグチャンピオンシップ。女子はレギュラーシーズンの上位8チームが出場し、2戦先勝のトーナメント方式で争われる。姫路は今季、SAGA久光とリーグ戦は2勝2敗の五分。昨年12月の皇后杯決勝ではフルセットにもつれる死闘を制し、初タイトルを獲得した。
20日に行われた第1戦でSAGA久光に敗れた姫路。この試合も落とせば準々決勝敗退が決まる第2戦の先発に日本代表の秋本美空(18)を起用。第1セット、果敢にアタックを決める秋本だったが、SAGA久光にリードを許す苦しい展開。それでも、パリオリンピック™代表・井上愛里沙(29)のスパイクで17−18と1点差に詰め寄る。しかし、相手エース、S.サムディ(26)を止めることができず、最後も秋本がサーブをネットにかけてしまい、20−25で落とす。
第2セットは互いに点を取り合い、20−20の場面からSAGA久光のサムディに決められると、秋本のスパイクもアウトになるなど5連続失点、20−25で失う。後がない姫路は第3セット、相手に必死に食らいつき、僅差のまま終盤へ。23−23で井上のスパイクはブロックに止められ相手にマッチポイントを握られる。何とかデュースに持ち込んだ姫路だったが、あと一歩及ばず、このセットも25−27で落とし、SAGA久光に敗れた。
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【女子準決勝】
大阪マーヴェラス(RS1位)VS デンソーエアリービーズ(RS4位)
NECレッドロケッツ川崎(RS2位)VS SAGA久光スプリングス(RS3位)