中日、カイル・マラー (C)Kyodo News○ 巨人 8 − 1 中日 ●
<4回戦・東京ドーム>
22日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた山本昌氏が、中日先発・マラーについて言及した。
マラーはオープン戦で4試合に登板して、防御率1.42、シーズン初登板となった4月1日の巨人戦が5回1失点、続く8日の広島戦で7回2/3を投げ1失点と安定した投球も、15日の広島戦で3回6失点でノックアウト。
22日の巨人戦も初回、岡本和真に2点適時打、0−2の3回一死一塁から岡本和真に3ボール2ストライクから投じた9球目の変化球をレフトスタンド中段に運ばれた。
山本氏は「今日低めとってもらえてなくて、3ボール2ストライクからファウルファウルなんですけど、最後苦し紛れに投げた高めのスライダーを完璧に捉えられましたよね」と解説。
マラーは続く大城卓三にも変化球をライトスタンドに放り込まれた。山本氏は「高いですね。低めのボールは全部ボールなので、変化球が全部高めなんですよね」と指摘した。
山本氏は「オープン戦、キャンプとずっとワインドアップに投げるストレートは150キロを超えていたんですけど、(150キロを)超えるボールが少ないんですよね。調子の浮き沈み、スピードガンの角度とか色々あるんですけど、キャンプ、オープン戦の頃よりは落ちているんだろうなというのは想像がつきますよね」と話していた。
マラーは4回・90球を投げ、5被安打、5奪三振、3与四球、5失点だった。
(ニッポン放送ショウアップナイター)